男の痰壺

映画の感想中心です

プロビデンス

★★★ 1980年8月3日(日)  SABホール
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形而上的な物語ではないのに難解さを感じるのはレネの描法が例により睡魔を招く緩い移動多用な上に「神の摂理」と名指された館への歪な偏向趣味の為。トリッキーな構成だがハッタリを効かすケレンもない。寄せ集めめいた米英名優のコラボはスリリングだ。(cinemascape)