男の痰壺

映画の感想中心です

カビリアの夜

★★★★★ 1994年7月16日(土) ACTシネマテーク

ジェルソミーナの延長にあるカビリアだが描く視点はより冷徹でてらいがない為、かえってストレートに感銘を呼び起こす。聖母寺院の参拝シーンのいかにもなバロックテイストに『甘い生活』へと向かう巨視感の片鱗がが垣間見える。その折衷感もまた絶妙なのだ。(cinemascape)

 

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