男の痰壺

映画の感想中心です

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バックドラフト

★★★★ 2023年7月12日(水) 大阪ステーションシティシネマ8 昔は監督ロン・ハワードにずーっと興味がなかったので本作も見てませんでした。彼はお人柄はいいけど鬼面人を威すような斬新さはなく、人の歩いた道を通って無難な仕事をする。大外れもない代わり…

スティーヴン・ロヴィ Steven Rovy

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ミシェル・アザナヴィシウス Michel Hazanavicius

生年:1967/03/29 kenironkun.hatenablog.com

同じ下着を着るふたりの女

★★★★★ 023年7月13日(木) シネヌーヴォX 個人的にはネグレクトや虐待で子どもを死なせた親には同様のことをしてやればいいと思っている。食事を与えずに衰弱死させたら監禁して餓死の刑、熱湯浴びせて殺したら釜茹での刑、アホみたいに揺さぶって殺したら巨…

バック・ヘンリー Buck Henry

生年:1930/12/09没年:2020/01/08 kenironkun.hatenablog.com

エレメント・オブ・クライム

★★★ 2023年7月7日(金) シネリーブル梅田3 見てから3週間も経ってしまってどんな映画だったのか殆ど忘れた。粗筋を読んでみたがそんな内容だったのかい、と今更思ったり。体調も悪くて1/3くらい半覚醒状態だった気もします。 始まってしばらくは、いま…

プレストン・スタージェス Preston Sturges

生年:1898/08/29没年:1959/08/06 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

★★ 2023年7月6日(木) シネリーブル梅田1 どこが腕利きの探偵やねん?と思いました。探偵としての仕事は写真持って「この人見たことありませんか」と聞いて回るシーンくらいで、他にはなーんもありません。 伊藤沙莉が好きなんで見たけど、予告篇見てる時…

パオロ・タヴィアーニ Paolo Taviani

生年:1931/11/08 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

アーティスト

★★★ 2023年7月6日(木) 大阪ステーションシティシネマ10 10年前に、この映画がアカデミー賞とって日本でも公開されたとき見る気が全くおきませんでした。プラスチックなバッタもん臭がしたから。今回、再映されたのを機会に見たのだが、概ね予感どおり…

小説家の映画

★★★★★ 2023年7月4日(火) シネリーブル梅田3 「あなたの顔の前に」で登用して成功したイ・ヘヨン再登板であるが、キム・ミニとの連作がある種の行き詰まり感を呈していただけに、ホン・サンスやる事なす事上手くハマってしゃーないの境地であろう。 格段の…

レ・ミゼラブル

★★★ 2013年○月○日 ○○劇場 アンの熱唱を頂点にしたコゼット奪還までの前半は良い。変遷する主人公の心情と数奇な展開が澱みなく続く。しかし、後半、半端に革命劇へ踏み入った展開のなか主人公は背景に後退。誰にも肩入れできぬ中サマンサの独唱が立ってしま…

ゴダールの探偵

★★★ 2023年7月13日(木) シネヌーヴォ 探偵つーても、ゴダールですからその手のジャンル映画の醍醐味があるわけもない。冒頭、向かいのアパートからホテルの入り口を盗撮するシーンでまさかと思ったが、見事に空振りだった。 ホテルを舞台に4組の男と女が…

監督のいる風景 奇跡の1971

半世紀経っても全く古びないこの2本を同時に産んだ年・都市 kenironkun.hatenablog.com

遺灰は語る

★★ 2023年6月28日(水) シネリーブル梅田3 「グッドモーニング・パピロン!」を昔見たときどうしようもなくペラペラに思えて、それ以降タヴィアーニ兄弟の映画は見てません。兄ヴィットリオが数年前に亡くなって、これは弟パオロ単独での作品なんだそうだ…

馬場昭格 Akitada Baba

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ノクターン

★★★ 2023年7月7日(金) シネリーブル梅田3 深夜、部屋に閉じこもってるらしき女性が、姉に電話してどっかに旅行行くとか行かないとか話している。まあ、それだけの映画で8分間の短篇です。解説を読むと光過敏症なんだそう。 ラース・フォン・トリアーが長…

カード・カウンター

★★★ 2023年6月28日(水) シネリーブル梅田3 80歳手前のポール・シュレイダーが同年代の盟友スコセッシの協力を得て戦争後遺症のギャンブラーを描く。唆らないでもないが、まあ、2人ともお歳ですから、そんなにエッジの効いたもん期待してなかったし、実…

ジェフ・クイニー Jeff Kwitny

生年:1951/09/08 kenironkun.hatenablog.com

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

★★★ 2023年7月6日(木) 大阪ステーションシティシネマ10 1980年代は俺の20代の年紀なので世界の政治構図になんてあんまり関心もなかったわけだが、日米に於てはレーガン・中曽根のロン・ヤス蜜月でありイギリスでは鉄の女サッチャーの時代、そして…

井上真介 Shinsuke Inoue

生年:1948/04/22 kenironkun.hatenablog.com

ザ・フラッシュ

★★★ 2023年6月28日(水) 大阪ステーションシティシネマ3 マーベルだDCだマルチバースだユニバースだとか最早ウンザリでいつまでやるねん思いますが、これは何か違うぞ的な評も多く見よかいう気になったんですけど、やっぱ似たり寄ったりでした。 超音速…

二ノ宮隆太郎 Ryutaro Ninomiya

生年:1986/08/18 kenironkun.hatenablog.com

白井伸明 Shinmei Shirai

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サリヴァンの旅

★★★★★ 2023年7月2日(日) プラネットプラスワン プレストン・スタージェス初見ですが、予想と違っていた、いい意味で。 篇中何度か大監督としてルビッチの名前が出る。それは、なんやろか、あっちはきっちりしたお名作を撮る巨匠で、わてはチャイまんねんで…

イ・ハ Ha I

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苦い涙

★★★★★ 2023年6月21日(水) シネリーブル梅田3 ファスビンダーの「ペトラ・ファン・カントの苦い涙」は学生時代に見ているが、その閉じた世界に全く入り込めずひたすら退屈だった覚えがある。これは、ファスビンダーに私淑するフランソワ・オゾンが同作を再…

吉原健一 Kenichi Yoshihara

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ビデオドローム

★★★ 2023年6月21日(水) シネリーブル梅田4 何か得体の知れないものがジワジワと侵食してきて、つれて世界も変容していく。こういったモチーフをもとにポランスキーやリンチとか多くの映画作家が傑作をものにしてきたわけだが、クローネンバーグのこれはど…

ジェラード・ジョンストーン Gerard Johnstone

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