読書
ずいぶん前に買って気が向いたときぱらぱらと飛ばし読みしてた本なんですが、さっき読んだ最終章の一文 「給料が激減し住宅ローンが支払えず引っ越すことは、精神的な自己肯定感をたたきつぶすことでしょう。自分の積み上げてきたものが瓦解してしまうからで…
※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 読書二題 ●絶望の果てにしか希望は存在しない 川上未映子の「乳と卵」を読んだのだが、で、少し前に、西加奈子の「通天閣」を読んだときにも思ったのだが、最近の関西出の女たちが描く世界は、なんで…
※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 憂鬱な未来へ向けて ~「下流志向」を読んで~ 「下流志向」という本を読んだ。とりあえず、自分の少年時代(1970年代)に比べて今はどうだこうだと言うのだけはやめようと思った。 ただ、分析と…
浅田次郎 集英社文庫 本を読まなくなってしまったのは、この本のせいだ。 何年間も古本屋の100円コーナーでしか本を買わなくなっていて、ときおり10冊くらいまとめ買いしては、ちびちび読んでいたのだが、この本を読み出して止まってしまった。 たぶん…
先崎彰容著 新潮新書 何ヶ月か前、BSの時事トークを見るともなしに見ていて、この人の言ってることめっちゃしっくりくると感じました。 何がしっくりきたのかと言うと、メディアやネットにあふれかえる批判や攻撃のワンサイドな均質化に疑問を呈していたか…
漁港の肉子ちゃん(西加奈子) 男子の本懐(城山三郎) 悪人(吉田修一) 老人と海(アーネスト・ヘミングウェイ) 鍵のない夢を見る(辻村深月) ゼロの焦点(松本清張) ガール(奥田英朗) 串刺し教授(筒井康隆) 四日間の奇跡(浅倉卓弥) クリスマス・カ…
優しいおとな(桐野夏生) 東京アンダーワールド(ロバート・ホワイティング) 会長はなぜ自殺したか 金融腐敗=呪縛の検証 (読売新聞社会部 ) 民宿雪国(樋口毅宏 ) 書を捨てよ、町へ出よう(寺山修司 ) 深海のYrr(フランク・シュッツィング) 歌うクジ…