2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★★★ 2009年2月26日(木) テアトル梅田1 緩いダンスに身を委ねるチャキリスとケリーの客演が醸す微妙な都落ち感に遠くイーストウッドを想起する。その被虐感とルグランのジャジーな粋とクロケの白い街ロシュフォールと冴えないDD姉妹と毒と邪気の壮大な…
★★★★ 1990年10月13日(土) 日劇シネマ 精緻を凝らしたセットに幾人ものプロ役者と素人をぎゅうぎゅうに詰め込み圧力釜で調理した料理のような息苦しさだが、各シークェンスのライブ感は黒澤のマルチカメラ使用が最も成功した映画に思える。煮詰り沸騰する人間…
★★★ 2009年2月26日(木) TOHOシネマズ梅田7 クレイグのボンドは益々板に付きアクションもシークェンス毎の決めショットを配して冴えている。ボンドとオルガ嬢との微妙な距離感も好みであったが、もう1エピソード足りない。終盤はコネリー時代のスペク…
生年: 1918/07/14没年: 2007/07/30 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.…
生年: 1969/07/17 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★ 1990年9月2日(日) 新世界東映 破れかぶれな男達のアナーキズムの混沌からやがて顕れ出ずる純情。『竜馬暗殺』と同じコンセプトが黒木の念頭にはあったろう。しかし田村や鈴木だから成し得る領域がある。撮影が凡庸すぎた。原田も無意味にむさ苦しすぎ。(c…
★★★★ 2009年3月28日(土) 新世界国際劇場 虚実が混在する作劇は混沌として明快でもないが「実」の部分が決定的に泣かせる。ヴァン・ダムの本気が伝わるからだ。で、「虚」部分も結構本気だったりもするから尚嬉しい。2回の長回しを含めた銀落しシネスコ撮…
★★ 1990年9月29日(土) みなみ会館 図式的物語に必要欠くべからざる荘厳さと強固な緊張の欠如。SEXと右翼イズムに傾倒する大島の湿った情緒が充満する。バジェットに対する戦略不在がもたらす成島・戸田の最高タッグの最悪の凡庸。河原崎・中村・佐藤が又…
生年: 1912/08/12没年: 1997/10/30 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年: 1982/08/05 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2009年3月21日(土) 日劇会館 格好つけて結局未練タラタラやったんかいという展開が真ノワール的感興から遠ざけるかと思うそばから揺り戻すニヒリズム。最強なルリ子も展開の穴を補強した。豊穣で強靱な漲る画面の充実度は滅多にない見物で初源的モン…
★★ 1990年9月30日(日) 毎日文化ホール 何でもかんでもモノマニアックに左右対称にするアイデアが主人公の精神的葛藤とリンクしてる訳でもないのでアイデア倒れとしか見えない。映画的ハッタリの欠如した演出のもとでヴィエルニ撮影は完璧の域といっていいの…
★★★ 2009年3月29日(日) 梅田ピカデリー1 原漫画のトレースとして高度な達成だとは思うが三池ならこんな程度で終わって欲しくなかった。役者のコラボが2対3の限定領域に終始し拡散を旨とする美点は不発。所詮はCG依存のモドキ映画に堕した。尚、俺は深…
生年: 1939/02/03没年: 2016/07/02 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年: kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2021年6月20日(日) プラネットプラスワン ジョゼフ・L・マンキーウィッツの初期作品であるが、脇のリチャード・コンテ以外知らない役者ばかりです。 又、ニューロティックと評されているが、主人公の男は精神崩壊するまで心理的に追い込まれてるよう…
★★★★★ 1990年10月14日(日) 十三ロマン 2002年9月26(木) 東梅田日活 母娘の確執という閉じた世界は、破綻して爆死する者たちと並置されて浪花ど根性的な生の讃歌へ反転する。舞台の釜ヶ崎・安藤のモノクローム・芹の虚無と台詞廻しの3者が密接不可分な領域で…
★★★ 2009年3月21日(土) 新世界国際劇場 弛緩した展開は確信的なのだろうが、ならジャック・ブラックのゲロ芸みたいなので風穴でも開けて欲しいのに妙にマトモ路線の映画愛謳歌の展開。本気でもなかろうと思いたいが本気か?…そうなら居心地が悪い。あと、…
★★ 1980年10月5日(日) 大阪中小企業文化会館大ホール 何が本当で何が妄想なのか…この映画を観たことが妄想だったような気がする。難解は嫌いじゃないが、終始ゆっくりとトロトロ移動するカメラの動きの、はまったツボが俺のレム波動だったのであろうか…。(…
生年: 1927/05/31没年: 2002/12/28 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年: kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2009年3月28日(土) トビタ東映 蝶々・光本登板で決算的華やぎを醸し、和製ジェルソミーナの似非感は榊原るみの想外の好演でかわし、江戸川の2シーンと終盤の津軽の情感は決定的な突出を呈する。初期の中では『望郷篇』『夢枕』と並ぶ好篇。(cinemasc…
★★★ 1990年10月27日(土) トビタ東映 戦前からご活躍のお歴々は工藤のリアリズム志向に戸惑い、新興役者とのコラボが成功してるとも思えないので、大詰めの攻防戦までの心理的攻防に役者力が発露されず寸止めのようなもどかしさを覚える。結果なかなか始まら…
★★★ 2009年3月28日(土) トビタ東映 所詮は芸者が侠客の斬った張ったの世界に介入できる術はなく、笠原のロジックも整合性への道筋は見出せていない。純子は傍観者で脇文太で締めざるを得ない煮え切らなさ。羽織会の締め舞くらいではアドレナリンを滾らせて…
生年月日: 1954/01/01 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1960/07/25 kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 1990年10月8日(月) シネマアルゴ梅田 お上品ポーズをかなぐり捨て、エロスと殺戮の扇情ショーに特化し心行くまでの技巧を注ぎ込む。キャリア最高のタイミングで産まれた願望の完璧な具現。モノクロ撮影や構成の断裂という逸脱までもが映画を神格化。生…
★★★★ 2009年4月16日(木) 梅田ブルク7シアター2 60~70年代のパラレル米国史観のミクロな細緻描写に折々圧倒され又郷愁も感じる一方、突如、児戯にも見えるパロディや下手なポップスの導入に戸惑うが、その壮大な混沌をゴリ押す力技はトータルでは買…
★★ 1990年9月22日(土) みなみ会館 多分に場当たり的であり1個の街の名を冠した巨視的視点での構築からは程遠い。アナーキーたろうとする作者の表層的ゴダール節は真のアナーキズムどころか混沌を映画的に表現するにも至っていない。ラストの騒乱のドキュメ…
生年: 1906/06/22没年: 2002/03/27 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.…