男の痰壺

映画の感想中心です

テレビ

追悼 山田太一

山田太一が亡くなったことで又ひとつの時代の終焉を思うのだけど、そんな最もらしいこと言って実は「岸辺のアルバム」も「ふぞろいの林檎たち」も見てません。ただ唯一「男たちの旅路」は大好きで見てました。 街中のビルの「土曜ドラマ」の電光表示が静謐な…

黒澤明の映画はこう作られた 証言・秘蔵資料からよみがえる巨匠の制作現場

今更の黒澤にまつわるドキュメンタリーをBSで再放送してたので録画して正月に見ました。 主に取り上げられている作品は「羅生門」「椿三十郎」「天国と地獄」「どですかでん」「デルス・ウザーラ」「乱」「夢」などで、証言者として、仲代達矢、山崎努、井…

シンギュラリティ わかっちゃいるけどやめられない

1999年の7の月 空から恐怖の大王が来る。 俺が中学生のころに一大ブームになった「ノストラダムスの大予言」は、1999年が子供心にずいぶん先のことに思えたものだが。 NHKBSで「AI戦争 果てなき恐怖」の再放送を見てて、そんな半世紀前のこ…

さようなら全てのエヴァンゲリオン 庵野秀明の1214日

「シン・エヴァ」のつまらなさが何だったのか、このドキュメンタリーを見て分かった気がする。 自分の中の帳尻をつけることが、外の世界からは受け入れられないということに、歳を経て臆病になっていく。それは、彼が俺自身とほぼ同年代なので他人事ではない…

三船敏郎 生誕100年 サムライの真実・幻の大作映画・戦争と特攻

ジャック・カーディフ ゴードン・ダグラス ジュールズ・ダッシン ブレイク・エドワーズ リチャード・フライシャー ジョン・フランケンハイマー ルイス・ギルバート ジョージ・ロイ・ヒル ジョン・ヒューストン ノーマン・ジュイソン アーヴィン・カーシュナ…

追悼 渡哲也

文太、松方、梅宮が逝って、哲までも逝てもうた…ふっふっふ、よいよ次はワシの番じゃのう、いや待て、そうか旭がおったのう、となりゃあまだまだ死ねんぜよ、考えてみりゃあ間尺のあわん人生だったが、最後はきっちり帳じり合わさねえとな、ふっふっふ…,。 …

なぜ日本は焼き尽くされたのか 米空軍幹部が語った真相

数年前に放映されたNHKのドキュメンタリーらしいが、再放送されたものをたまたま録画してあって何気なしに見始めたら見入ってしまった。 第二次大戦末期、女・子ども・年寄りしか残されていない銃後の都市を何万発の焼夷弾で焼き尽くす。四方八方から火炎…

ドーン・オブ・えみちゃんねる

①亭主 ②姑 ③タレント・芸人・歌手などの同業者 ④子ども関係のPTA ここ10年くらい上沼の番組を見てきたが、トークの内容は上記の4つのカテゴリーへの攻撃がだいたい8割だと思う。 まあ、人は皆、誰かへの悪口を聞くのが好きなもんですし、ご婦人方に於…