男の痰壺

映画の感想中心です

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたりのベロニカ

★★★★★ 1993年3月7日(日) 大毎地下劇場 ドッペルゲンガーとの奇跡的な親和。西欧文化との融合に際し多くの先人とは違いキェシロフスキは祖国との頚木を解き放ちはしなかった。奥ゆかしき西欧観が超自然なギミックと調和しトリッキーな撮影が先鋭を付加する。…

ダークシティ

★★ 2002年9月12日(木)~13日(金) トビタシネマ 夜な夜な人が寝てる間に悪事を働くってのが黴臭い童話めいて幼児的。『ブレード・ランナー』で行きついた筈のSFへのハードボイルド導入と浅薄な自分捜しの物語にうんざりする既出ファクターの脳内構築仕様の…

ふたり

★★ 1993年3月7日(日) ロッポニカ三宮 ハイビジョンというオモチャを得て大林の悪癖が爆裂。少女世界から大人の女への越境というセンシティヴ且つヴィヴィッドな物語を台無しにした。儚げな中島朋子が絶品だが石田の演技は不可解。クセありすぎの両親のキャス…

藤井道人 Michihito Fujii

生年:1986/08/14 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

アンカ・ダミアン Anca Damian

生年:1962/04/01 kenironkun.hatenablog.com

ラスティ・メン 死のロデオ

★★★★ 2022年5月15日(日) プラネットプラスワン ミッチャムが醸す男の哀愁とかレイの演出が的確であるとか、そんなことは然程思わず、ひたすらにスーザン・ヘイワードが素晴らしいと思いました。名前はなんとなく知ってる人だけど、この人の映画は1本も見…

バイオハザード

★★★ 2002年9月20日(金) 梅田ピカデリー2 原ゲームテイストを踏襲した洋館から研究所への入口設定にはかなり心躍る。『マタンゴ』や『ゴケミドロ』を彷彿させる終末ラストも久々の決まり具合。だが対AI攻防後の中盤のゾンビ展開に関して目新しいものはない…

ハワーズ・エンド

★★ 1993年3月7日(日) 大毎地下劇場 相反する対立軸が融解しゆく過程を緻密に描くわけではなく、広いようで狭い階級社会の中で錯綜する多くの人間関係に埋没する。真の理解ではなく諦観めいている。何だろうか…この世界が趣味じゃないとしか言いようがない。(…

ズーランダー

★★ 2002年9月14日(土) ホクテンザ2 内輪でやってる感が強固に過ぎて不愉快だ。大体肝心のキメ顔ってのが丸っきり面白くないし、パロディやるなら徹底的にやってほしいのに学芸会レベルの茶番でシラける。構成も敵役と仲良くなっちまうのが早過ぎて手緩い。…

オリヴィア・ワイルド Olivia Wilde

生年:1984/03/10 kenironkun.hatenablog.com

ジャスティン・リン Justin Lin

生年:1971/10/11 kenironkun.hatenablog.com

パリ13区

★★★★★ 2022年5月16日(月) シネリーブル梅田2 冒頭から素晴らしいモノクロの空撮に射られる。監督ジャック・オディアールは「マンハッタン」と「モード家の一夜」にオマージュを捧げたと言っている。直接的な本作への反映があったかはともかく敬意を捧げら…

お引越し

★★★★ 1993年3月21日(日) シネマアルゴ梅田 少女彷徨3部作の掉尾とも言える終盤の琵琶湖畔には些かの食傷を覚えるが、狸顔少女への偏愛の凝結点田畑智子の発掘はセンスと言うしかない。両親に無臭な中井・桜田を配したキャスティングも自然体の境地を思わせ…

フラッド

★★★ 2002年9月23日(日) トビタシネマ 敵味方がぐっちゃぐちゃになっていく展開と徐々に水没していく町並の迫り来る危機感とが相乗効果を醸し出して良い。しかし、水中から突き出す電柱や回転看板の突端等の絵として妙味がありそうな風景が夜間シーンばかりの…

ナイト・アンド・ザ・シティ

★★★ 1993年3月14日(日) ホクテンザ1 のっぴきならない窮地に追い込まれていくにしては甘い設定で、オリジナルは知らんがもう少しアレンジの仕様があったのではないだろうか。怖さや胡散臭さや小汚さなどエキス不足。主役2人の魅力的配役センスだけが興行師…

モンテ・ヘルマン Monte Hellman

生年:1929/07/12没年:2021/04/20 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

三木孝浩 Takahiro Miki

生年:1974/08/29 kenironkun.hatenablog.com

まぼろし

★★★★ 2002年9月26日(木) 扇町ミュージアムスクエア 喪失の恐怖に対し無関心の虚無へ逃避したアントニオーニの対極でオゾンは主人公を事実認識に執拗に駆り立て、結果浮かび上がったのは恐るべき自己中女の実像であったという予想もしない結末。見方によって…

心の香り

★★★★ 1993年4月4日(日) ホクテンザ1 この爺さんにしても少年にしても依って立つモノ(京劇)があるから孤独を凌いで行ける。その現実認識がスーパークール。しかも隣家の少女がこれ又スーパークールに可愛い。(cinemascape)

男はつらいよ 寅次郎と殿様

★★★ 2002年10月4日(木) トビタ東映 毎度お決まりの寅の片恋話でもたなくなった果てのアラカン登用としてものり平の絶妙のサポートも冴えてシリーズ中屈指の至芸を見せる爺コンビ誕生と相成った。寅の拗ね様も心地よい論理性を維持している。(cinemascape) ke…

アイラ・サックス Ira Sachs

生年:1965/11/21 kenironkun.hatenablog.com

外山文治 Binji Sotoyama

生年:1980/09/25 kenironkun.hatenablog.com

プリティ・リーグ

★★★★ 1993年4月4日(日) 新世界国際劇場 時代の間隙を埋める徒花であったにも拘らず誠心誠意がむしゃらに走った彼女たちへの賛歌であり文句無しに気持ちいい。一方で1人の男の再生の物語にもなっているのも又抜かりなくハンクスの場末感が最高。男は女で生き…

ミミック 2

★★★ 2002年9月23日(日) トビタシネマ オリジナリティは殆ど無いにしてもこういうきっちり作られた地味暗ホラーは嫌いじゃない。主人公の女性昆虫学者の孤独感が彼女に対する怪物の想い(?)とシンクロナイズしていく展開が好み。デル・トロの1作目は未見だ…

僕らはみんな生きている

★★★★ 1993年3月27日(土) 天六ユウラク座 これだけの大風呂敷を広げて最後まで馬脚を現さないというのは紛れもなく才能であると思う。国際社会に於ける日本や日本人論を巧みに避け男の友情話にもっていったのが正解であった。そして、その友情が見ててこっ恥…

和泉聖治 Seiji Izumi

生年:1946/09/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ニール・バーガー Neil Burger

生年:1963/11/22 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

スタン・ザ・フラッシャー

★★★★★ 2002年10月11日(金) 扇町ミュージアムスクエア 他律的に壊れていく男を描いた映画は山ほどあるが、自覚し受容し淡々と運命を受け入れるこの中年禿デブおっさんは何処か哀しく愛おしい。縦構図の充足感とドレスの少女を始め充血眼のゲンズブールに至る…

やくざ絶唱

★★ 1993年4月10日(土) 日劇シネマ 変態たることを自覚すればこその哀感が、この映画の勝新は狂的な部分のみがクローズアップされ過ぎて、自覚しているのかどうかもおぼつかない始末。辛気臭い話を田村・川津の2大辛気臭俳優が倍加させ唯一太地喜和子がまと…

プレッジ

★★★ 2002年9月28日(土) 梅田ガーデンシネマ1 腹に一物あり気なニコルソンのキャスティングもフィンチャー映画みたいなサイコパス的展開への引っ掛けも必要だったのかと思う。そういったギミックが前面に出過ぎて男の生き様を賭けた物語が霞んでしまった。カ…