2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
奇しくも東西クソ野郎対決となりました。 と言っても実は日本映画で★5をつけたのが残念ながらこれしかありませんでした。結果、据わりの良さで外国映画も決めましたが、「イニシェリン島の精霊」「EO」あたりも同位と思います。 そして僕は途方に暮れる …
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★★★★ 2023年6月20日(火) シネリーブル梅田3 見た後、一瞬すごい傑作のような気もしたのだが。 それは、独特の表現スタイルによるもので、対話の際の切り返しに人物ナメのショットが一つもない。明らかに小津映画のようであるし、無言のリアクションを厭わ…
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★★★★ 2023年6月21日(水) TOHOシネマズ梅田9 人工知能が反乱を始める。繰り返し語られてきたモチーフであるし、何か新しいものが付加されたとも思えないのだが、むしろその古典的な題材を丁寧に充足しようという意図は一定の強度をもたらしている。 細…
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生年:1931/09/19 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年6月7日(水) TOHOシネマズ梅田8 筒井真理子が腹に一物ある無表情女を演じる点で深田晃司の映画と表裏な印象を免れないが、これはこれで力作だと思います。荻上直子の初期の「かもめ食堂」とかの一連のホンワカ(?)作を全く見てないので、…
生年:1938/10/31 没年:2021/08/12 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年6月11日(日) プラネットプラスワン オリヴィア・デ・ハヴィランドって確か「風と共に去りぬ」のメラニーの人だよな、随分と印象変わるなーって見始めて思ったけど、多分、俺が彼女の映画を見てないだけで、こっちが本線だったんだろ。堅物女の…
生年:1962/01/16kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年6月18日(日) 塚口サンサン劇場2 学生時代の後輩の作品で、ここ1、2年、素材を編集する過程で何度も試作を見せられていたものですから、正直今回、関西のスクリーンにかかるからといっても食傷の感も拭えなかった。でも見て良かった。 一つは…
★★ 19○○年○月○日 ○○劇場 良く言えばファナティックなデカダンスに充ち充ちていると言えるのだろうが、紙芝居めいた底の浅さが致命的で気持ち悪くなってくる。死に場所を求める人生を描いて救いがないのは結構だが描く方にも覚悟が要るということだ。(cinemas…
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★★★★ 2023年6月5日(月) シネリーブル梅田3 アニエス・ヴァルダやケリー・ライカートら女性監督からリスペクトされてるらしいハンガリーのメーサーロシュ・マールタの1975年作でベルリンで金熊賞を取っているものだそうだ。 描きたいことが明確にあっ…
生年:1941/12/26没年:2006/08/05 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年6月4日(日) MOVIXあまがさき11 カンヌでの脚本賞受賞の降って湧いた感の正体は又ぞろの多様性ポリコレかよと、幽霊の正体見たり枯れ尾花。でも、それは授賞の背景のことで、作品自体の評価とは又別ものの筈である。 どうも、この脚本、…
生年:1945/01/09 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年5月31日(水) シネヌーヴォ ゴーリキーの原作戯曲を読んだことないし、演劇を見たこともない。ただ黒澤の映画は見たことがある。それとこれとでは、ずいぶん印象が違うもんだと思った。 おそらく黒澤版の方がオリジナルのテイストを踏襲してるの…
生年:198/06/13 kenironkun.hatenablog.com
✳︎この何十年か少なくとも俺がスクリーンにかかってるのを見たことも聞いたこともない映画を10本選びました。見たいもんだぜ! リリー・マルレーン ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(1981) ミッシング コスタ=ガヴラス(1982) ペイルライダー ク…
✳︎この何十年か少なくとも俺がスクリーンにかかってるのを見たことも聞いたこともない映画を10本選びました。見たいもんだぜ!悪魔をやっつけろ ジョン・ヒューストン(1953)ピクニック ジョシュア・ローガン(1955)ヘッドライト アンリ・ヴェルヌイユ(…
生年:1946/09/12 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年5月31日(水) Tジョイ梅田4 この手のジャンル映画をミソもクソも見まくってるわけではないが、かなり良い部類と思います。殺戮への呵責無さと殺陣のキレは「ジョン・ウィック」レベルと言っていいだろう。あれがしつこく2、3発ぶち込んでト…
生年:1941/07/07 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2023年5月31日(水) シネヌーヴォ 玉三郎に大して関心がないし、そもそもに歌舞伎ってものにも興味がない俺であるが、ダニエル・シュミットには少しあった。学生の頃、イメージフォーラムとかリュミエールなんて雑誌を見てるとニュージャーマンシネマ…
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★★ 1994年3月19日(土) 扇町ミュージアムスクエア オフビートで微妙な可笑しさと言えば聞こえがいいが所詮内輪受けの可笑しさであってメジャーを名乗るには遠い。大体、ロクな映像的カタルシスに至らなかった『アルファビル』を目指すってのが詰まら無さ過ぎ…
生年:1927/07/17没年:1985/10/15 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2023年5月30日(火) 大阪ステーションシティシネマ7 親父は結局なんやったんや、でどうなったんやを詳らかにしない点で評価が異なるんかなと思うのだが、あえてそこに言及しないでここまでの作品に仕上げてみせたシャーロット・ウェルズの力量に打ち…