映画1952
★★★ 2024年6月10日(月) プラネットプラスワン マーロン・ブランドの陰な鬱屈とエリア・カザンのクソな真面目さが相乗して見てるのしんどい。今回「奇傑パンチョ」と日を開かず見たのもあって、陽のパンチョと陰のサパタというメキシコ革命の2大英雄の対称…
★★★ 2024年3月17日(日) プラネットプラスワン 驚愕させられるのはチンパンジーの演技なのだが最初の方しか出てきません。一体どんだけ熾烈な反復練習させたら、あの薬品調合のプロセスを習得できんねん。可哀想やわ。 とまあそれはさておき、企業の新薬開…
★★ 1995年6月3日(土) ACTシネマテーク 余りにダメ人間ばかりが出てくるのでしんどい。どうでもいいような連中のどうでもいいような話をそれなりには撮っているが、その中にカメラは一片の煌めきでもいいから掴み取って欲しいのにフルショットの連続はそれ…
★★★★ 2022年5月15日(日) プラネットプラスワン ミッチャムが醸す男の哀愁とかレイの演出が的確であるとか、そんなことは然程思わず、ひたすらにスーザン・ヘイワードが素晴らしいと思いました。名前はなんとなく知ってる人だけど、この人の映画は1本も見…
★★★★ 1992年5月1日(金) シネマアルゴ梅田 芸としてのタップは圧倒的に堪能できるし、余りに有名なタイトルナンバーの場面は矢張り見ておくべきものとは思うが、毒気無く能天気で何より余りに直截なバックステージものに終始するのが少々物足りないし、長いの…
★★★ 1982年5月29日(土) 新世界東宝敷島 墜ちゆく女の人生の幾つかの局面を櫛団子方式でつなぐ脚本は目まぐるしい展開力で飽きはこないのだが大局的な奔流は零れ落ちる。栄華の時期は華が欠け悲嘆の時代は徒に自虐的な田中絹代の演技。明確なポリシー欠く演出…
★★★★ 1982年7月14日(水) 新世界東宝敷島 正直、この男の生き様の温さが反転するにせよ、汚濁に塗れのたうつレベルにも達せぬ公園事案の弾けなさで、一寸デカダンしてみたり純情に触れたり程度のままごとも終盤の時間軸の解体再構築で醒めた視点に晒される。…
★★★ 1981年3月13日(金) 梅田コマゴールド 『黄金狂時代』から『モダン・タイムス』までの4作品で映画という空間芸術の粋を極めたチャップリンが老いてロンドンの無名時代のバーレスクに回帰したのは矢張り老残だと思う。年寄りの理想郷願望に付き合うのは…
★★★★★ 2018年10月18日(土) シネヌーヴォ 小津の映画を観るのは数十年ぶりです。 4Kデジタルリマスター版とか称してるけど何ほどのもんでもない。 て言うか音ずれしとるやん、舐めとんのか! 大体やねえ、デジタルリマスターとか恰好つけて言ってるが、そ…