正月明けに見たアンゲロプロスの旧作「エレニの旅」で打ちのめされ、ドン詰まりの我が運命を何とかする縁もなく、エレニのように運命に流され茫漠の終末日本で朽ち果てるかと思われた1年。 辛うじて生きてはいるが、もはや、労苦に苛まれた肉体は各所から変…
健さんを追うように文太も逝った年の瀬。 映画史的に、ひとつの時代の終焉を感じさせる出来事であった。 文太を初めてスクリーンで観たのは高校生の頃、「犬笛」という映画であった。何故、見に行ったのか今となってはわからない。文太目当てでなかったこと…
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