男の痰壺

映画の感想中心です

映画1932

大人の見る絵本 生れてはみたけれど

★★★★★ 1998年10月24日(土) 動物園前シネフェスタ2 焼跡の残滓も生々しく先行真っ暗な戦後不況真っ直中の日本でも、子供は純粋且つ強靱であり女房は優しく包容力があった。信じ難い理想郷を見たという驚きに充ちた驚愕の90分間。緩やかに移動するロングシ…

★★★★★ 2019年10月5日(土) プラネットスタジオプラス1 その昔、俺が少年のころ、今は亡き淀川長治がラジオで映画を語る番組があって、たまに聞いていたのだが、そこで、この映画のことを随分と熱く語っていた記憶がある。 まあ、内容は忘れたが、タイトル…

君とひととき

★★★★ 2019年1月26日(土) プラネットスタジオプラスワン びっくりするくらいの単細胞映画で、そういう意味で突き抜けている。 要は女房の友達と浮気してバレてどうしょっかってことのみなんです。 それだけじゃ保たないと思ったかどうか、随所で主演シュバ…

素晴らしき放浪者

★★ 1979年3月11日(日) SABホール 片っ端から世の不文律を破壊し勝手気儘に物事を成せばアナーキーだとでも言うのだろうか。この親爺の生き様には全く快感も共感も得られなかった。どれだけルノワール的な川と光で全篇が彩られていようともだ…。 (cinemasc…