2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★★ 1994年6月26日(日) パルシネマしんこうえん ゲイカップルに女1人という組み合わせに所詮は完成されぬ居たたまれなさがある以上虚無感は拭えないのだが、両親の大陸的な良い意味での処世観が骨太でありドラマを高めている。コンテンポラリーであること…
★★★★ 2002年2月14日(木) トビタ東映 くだらないと言えばこれほどくだらない脚本もないのだろうし、一種のお宝映画的に見ようとしても、そこまで振れ切ってないのだが、逆に言えば、それをここまで見せ切ってしまう演出力とキラ星の如きスターのパワーには恐…
★★ 1994年7月16日(土) ACTシネマテーク 眼球やロバの当時の衝撃は想像に難くない。背徳的で衝撃的で越境した描写には意味は有るし変革への里程標だ。ただ一方で100年持ちこたえる映画がある。これが『ポチョムキン』や『黄金狂時代』の3年後に作られ…
生年:1943/01/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
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生年:1956/11/08 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2002年2月18日(月) ナビオシネ5 感涙ものの縦構図の切り返しやストップモーションの絶妙なタイミングや緊張に割り込むユーモアの機微など紛れもなく喜八節の復活。対峙する仲代と小林が醸し出す嘗ての映画の味。しかし、真に驚愕したのは真田の確信的…
★★ 1994年6月26日(日) 高槻セントラル 無駄に前衛しちゃうよりマシかもと思うが実相寺が乱歩を撮ればこうなるという想定イメージ内に安住しており退屈極まりない。徒に小奇麗なのも萎える。この原作はエキス的に純過ぎて世界が完結しているのだ。擬えるだけ…
★★★★ 2002年2月14日(木) 新世界国際劇場 見た範囲でだがジェット・リー最高作。童顔での余裕綽々ニヤつきを封印し一種の悲愴美とも言うべき味わいを醸し出して、特筆すべきアルボガスト撮影の悲嘆に彩られた世界に親和している。何より臨界すれすれの状況で…
生年:1978/10/19 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1977/10/19 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1961/01/23 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 1994年6月23日(木) シネマアルゴ梅田 どんでん返しが巧緻であるだけに止まらない。小道具・大道具への偏執的拘りと演技陣の神懸かりなアンサンブル。ロートンは自家籠中の役を極めつけで演じ映画を文字通り背負うが、それよりもディートリッヒの欧州の…
★★★★ 2002年2月21日(木) 天六ユウラク座 『ケープ・フィアー』や『ザ・ファン』あたりで新たな抽斗の枯渇を感じたのであろうデ・ニーロは、この路線で十二分に魅力的だ。3世代の自他共に認める演技虫が肩の力を脱いだ枯淡の味わいとも言うべきコラボレーシ…
★★ 1994年7月16日(土) ACTシネマテーク 稚的なマクガフィンで映画的純度を粋化させたヒッチは先達者であると同時に分岐点に立った男だったのであり、そのことに充分に自覚を持っていたから敢えて『知りすぎていた男』を撮ったのだ。本作に関しては原型と…
生年:1937/04/01没年:1984/09/09 kenironkun.hatenablog.com
生年:1961/03/26 kenironkun.hatenablog.com
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★★★ 2002年2月14日(木) トビタ東映 全くもっての在り来たり展開ではシリーズ末期的症状にいくらカラー化や増村再登板をもってしてもリストラクトは適わない。相変わらぬ勝新の暴れっ振りを見てるだけで退屈はしないとは言えホモセクシュアルを匂わす描写は覚…
★★★★ 1994年6月26日(日) つかしんホール 何に拘り何に納得がいかぬのか凡人には理解に難いのだが、その無為とも思える時間が何時しか内実から染み出る「本物」の実体に照射されて輝きを帯びる。これは撮影技法レベルのものではない。寡作の画家を寡作の映画…
★★ 2002年2月21日(木) 天六ユウラク座 シャン・シェンシェン自身によるというスタントが強烈に浮いている上、旧態たるマスターショットとアップを織り交ぜる編集が黴臭い。ハイアムズは好きな監督だけにちょっと寂しい。ティム・ロスは猿がダブるものの眼力…
生年:1975/10/29 kenironkun.hatenablog.com
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生年:1932/10/02没年:2016/03/13 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年7月11日(月) テアトル梅田2 アントワーヌ・ドワネルものの最終章だそうだが、トリュフォー自身は第4作「家庭」で帳尻をつけたつもりだったので、如何にもな蛇足感がある。大して面白くない。 多分、全篇の半分くらいが第1〜4作「大人は判っ…
★★★★ 1994年6月26日(日) パルシネマしんこうえん ブラナーとトンプソンのいちゃいちゃもワシントンとキアヌが兄弟という適当さも、馬鹿騒ぎなハイテンションで突っ走る展開の中で、どうでも良くなっていく快感。下手な現代的再解釈ものより本質をわきまえて…
★★★★★ 2002年2月26日(火) 扇町ミュージアムスクエア ジャンルの定型に沿ってはいるが、それでもオリジナルだと思った。台詞は生硬で饒舌過ぎるにせよ主人公の少年と担任の教師がそれぞれの価値観で世界に正対してモノを言ってるからであろう。子供たちのキャ…
★★★★ 1994年7月16日(土) ACTシネマテーク 悪い奴は徹底的に悪く描かれるのが単視眼的とも言えるが、オドロオドロしいドイツ表現主義的手法でポイントを押さえつつ描かれると何か一種の怪異譚のような高みにまで到達してるかのよう。ダークサイドな聖職者…
生年:1946/04/22 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1934/11/13没年:2016/07/19 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com