男の痰壺

映画の感想中心です

情婦

★★★★★ 1994年6月23日(木) シネマアルゴ梅田

どんでん返しが巧緻であるだけに止まらない。小道具・大道具への偏執的拘りと演技陣の神懸かりなアンサンブル。ロートンは自家籠中の役を極めつけで演じ映画を文字通り背負うが、それよりもディートリッヒの欧州の退廃を滲ませた奥の深さに参った。(cinemascape)

 

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