2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★ 2015年1月6日(火) 第七藝術劇場 自伝的なるものから飛躍し描く青年期のドタバタが喜劇として突き抜けてるわけでもなく教養小説的に真摯に内省的でもない。煎じ詰めればドワネルものが性に合わないだけかも知れないのだが。一方クレルヴァルの撮影はク…
★★★ 2018年8月11日(土) 大阪ステーションシティシネマ7 先般、英BBCが選ぶBBCが選ぶ21世紀最高の100本ってのがあって、日本映画で唯一選ばれたのが「千と千尋の神隠し」(第4位)であったのだが、これを快挙とするか、たったの1本しか選ばれん…
1.許されざる者 kenironkun.hatenablog.com 2.トパーズ kenironkun.hatenablog.com 3.赤い航路 kenironkun.hatenablog.com 4.死んでもいい kenironkun.hatenablog.com 5.秋菊の物語 kenironkun.hatenablog.com 6.マルコムX kenironkun.hatenabl…
★★★★★ 2015年1月12日(月) シネマート心斎橋 ラストに置換されたムン・ソリ退場の切ないまでの情感を全篇の時制シャッフルが軽やかに担保する。恋人に会えぬ煩悶や恋人がいない孤独を底流に湛えつつ、しかし一見無為に見える日々の営為を慈しむかのようなホ…
★★★ 1980年10月14日(火) 関西学院大学学生会館大ホール レイプを契機に最初はイヤよでもやがて淫乱街道まっしぐらな八代に哀感はなく、かといって爽快でもない。寧ろ胡桃とかナイフとか勿体ぶって象徴性を暗示させてしまうとこが内向的に淫靡。長谷部の資質…
★★★ 2025年9月23日(火) MOVIXあまがさき3 やたら批評家受けいいんですが「国宝」に「歌舞伎」おばちゃんバイアスが働いたたように「宝島」にも「沖縄」左派バイアスがかかったんでしょ、としか思えなかった。いや、尤もらしいヒネたこと言ってみまし…
★★★ 1980年10月3日(金) 毎日文化ホール デ・パルマタッチと言うのは、どうでもいいような部分でも偏執的なまでに情緒過多になるから、そこに面白味があり見てられるのであって、こういう真っ当に切ない物語で、輪をかけて情緒を垂れ流されまくると正直見てて…
★★★ 2018年8月4日(土) TOHOシネマズ梅田5 「ファインディング・ドリー」のときも感じたのだが、10数年を経ての続篇って何か胡散臭い。 儲かるもんなら何でもの映画産業に於いて、敢えて当時作らなかったのは、これは一発限りという矜持みたいなのが…
1.ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト kenironkun.hatenablog.com 2.ウェンディ&ルーシー kenironkun.hatenablog.com 3.愛を読むひと kenironkun.hatenablog.com 4.チェンジリング kenironkun.hatenablog.com 5.バーン・アフター・…
★★★★★ 2017年7月26日(木) TOHOシネマズ梅田5 俺の小学生時代。 TVのスポーツ中継は野球・ボクシング・相撲・プロレスが中心だった。 そんななか、たまたまやってたテニスの試合でキング夫人という名前を覚えた。 夫人という呼称を何故つけるのか違…
★★ 1980年12月30日(火) 伊丹ローズ劇場 何が面白いのかさっぱりわからない話。なのは我慢できてもすーちゃんの如き性格も良い別嬪さんが海のもんとも山のもんともわからんガキに惚れ抜いちょるという設定は俺の理解から1億光年隔たっている。むかつきまくり…
1.シンドラーのリスト kenironkun.hatenablog.com 2.アブラハム渓谷 kenironkun.hatenablog.com 3.ソナチネ kenironkun.hatenablog.com 4.月はどっちに出ている kenironkun.hatenablog.com 5.トリコロール 青の愛 kenironkun.hatenablog.com 6.…
★★★★ 2015年1月17日(土) トビタ東映 美津子や魔子を巡るエピソードがそれ程に感銘的とも思えぬとっ散らかし的混沌なのだが、或る意味でのラストリゾート新宿藝能社を営々と維持する森繁・メイ子に改めて敬意と羨望を抱く。理想郷に於ける理想の夫婦像を巧…
★★★ 2015年1月12日(月) 新世界国際劇場 飛躍的進化を遂げた猿CGではあるが、ワンダーなSFとしての内実は退行した。猿仮面を剥ぎ取れば芸の無い見飽きた覇権闘争の旧態イズムしか残らない。決定的にキャラの駒が足りない。望むべきはGSでの「ザ・ウェ…
★★★★★ 2025年9月20日(土) TOHOシネマズ梅田5 途中までは、すずとふみの戦後まもない混乱下で女性の生きる指針を示す示されるという関係性に於いて、映画「ジュリア」に於けるリリアン・ヘルマンとジュリアのそれを準えてるのかと思って見ていたが、想…
★★★★★ 1980年10月12日(日) SABホール 怒涛のように錯綜する個人史と国家・世界史の断片だが内省的な静謐と超現実の戦慄が交錯。母の洗髪場面の幻想味も相当なのだが何気ない草原が風でそよぐだけで内包した何かが醸し出される。タルコフスキーの到達点。…
★★ 1980年9月22日(月) 伊丹グリーン劇場 アイデアが枯渇し主役を凌駕してきたドレフュスのマゾキャラも最早飽きられる。自棄のやんぱちでクルーゾーの変装と生き返りアイデアをひたすら繰り返す一種のバラエティショーにしてみたが如何せんエドワーズでは生…
1.ノーカントリー kenironkun.hatenablog.com 2.ファニーゲームU.S.A. kenironkun.hatenablog.com 3.スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ kenironkun.hatenablog.com 4.ミスト kenironkun.hatenablog.com 5.4ヶ月、3週と2日 kenironkun.hatenablo…
★★★★ 2015年1月17日(土) シネリーブル梅田2 ジムの経営者やトレーナー、コンビニの2人の店長や店員といった脇キャスティングが全て命中しており、遣る瀬無い閉塞と片隅感が充満するのが良く、そういうリアリズム基盤の上で『ロッキー』チックな類型的再…
★★ 2017年7月29日(日) シネヌーヴォ 69年の国際反戦デーの新宿街頭デモの様子が描かれるのを見て、これは、60年安保のど真ん中で作られた「日本の夜と霧」の10年後に、それと対置される映画になるんじゃないかと思ったのだが…。 ど真ん中の最果てで…
生年:1892/08/06没年:1963/01/06 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2025年9月20日(土) プラネットプラス1 ビング・クロスビーがバリバリの主演かと思ったらスチュアート・アーウィンという人がビリングトップであった。映画の終盤ではクロスビーは退場し、ほとんどこの方の1人芝居である。まあ、お人好しの冴えないオ…
★★★★★ 1978年4月2日(日) SABホール 入れ子「パメラ」は茶番であるが、役者が役者を監督が監督を演じるメタ批評性が映画にダイナミズムを与える。絶頂期トリュフォーが才能の余禄で撮ったようなもんだが映画の神は皮肉にも降臨。自画自賛話を聞かされ気持…
★★★ 2015年1月12日(月) シネリーブル梅田3 内実が希求した表現ではなく全てに狙ってる感がそこはかとなく漂う。白昼の花火も観覧車も砕炭工場やスケート場も絵面としては蠱惑的だがズシンと来ない。ミステリーとして成立させる気は端から無なさそな凡展開…
1.パルプ・フィクション kenironkun.hatenablog.com 2.恋する惑星 kenironkun.hatenablog.com 3.ショーシャンクの空に kenironkun.hatenablog.com 4.太陽に灼かれて kenironkun.hatenablog.com 5.酔拳2 kenironkun.hatenablog.com 6.パリのラン…
★★★★ 2018年7月22日(日) シネリーブル梅田4 映画配給会社(?)の有能社員でカンヌ映画祭に仕事で来ている女性がいきなりクビになる。 街中の小さなブースみたいなところで仕事をしているキム・ミニがファーストカット。 これは、ラストショットのアパー…
★★★ 1977年12月18日(日) 伊丹グリーン劇場 猫背でボソボソ話し亀を飼い組織末端の仕事で日々を凌ぎ冴えない彼女で慎ましやかな充足を得る。リアリズムな前半はアメリカンドリームの実現へ転調するのだが、それには後半の背景の厚みが不足。世界は数分間のテ…
★★★★ 2025年9月20日(土) 大阪ステーションシティシネマ7 ウェス・アンダーソン近作の中では話が拡散せずに1つの目的に向かって単線的に突き進んでいく点で強度があり、少なくとも前半1時間くらいは快打の予感があった。 コルダ邸からトム・ハンクスとか…
★★★★ 2018年7月21日(土) 梅田ブルク7シアター4 巷間不評だと聞いていたが、サイドストーリーとして「ローグ・ワン」より買うね、俺は。 ごちゃごちゃしてないのが良い。 本流のサーガとの連関なんて、チューバッカとミレニアム・ファルコン出しとけばえ…
★★★ 1980年10月1日(水) 毎日ホール 変態は嫌いではないが、視姦者と被姦者の間の屈折した共犯意識が妄想世界で充足してる間は良くとも、現実殺人に至らざるを得ない乱歩の枷が寧ろ邪魔。宮下の貴婦人も柄じゃない。だが、全てを無に帰す大震災が低予算ながら…