男の痰壺

映画の感想中心です

まぼろしの市街戦

★★★★ 1980年10月11日(土) 毎日文化ホール
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「何が正気で何が正気でないか」では如何にも生硬だが、 それを「こっち側に留まるかあっち側に行ってしまうか」にすり替えたのが堪らなく文学的なのだ。そして、留まっても越境しても孤独感は拭われない。そこが痛切に胸を打つ。(cinemascape)