男の痰壺

映画の感想中心です

映画感想【ろ】

ローカル・ヒーロー 夢に生きた男

★★★ 2022年8月18日(木) シネリーブル梅田1 よくあるスローライフ提唱映画の1つなんだろうが、田舎はいいなあってだけでは、汚れ切った俺の心は動くはずもないんです。 それなりに評価されてるみたいで、何かあるはずと踏んで見に行ったが特に何もなかっ…

ロックン・ロール・サーカス

★★★ 2022年8発31日(水) シネリーブル梅田1 なんでも1969年に作られたものの30年お蔵入りになってたTV作品だとかで、ストーンズがロックとサーカスがフュージョンしたらおもろいやんとの天啓を受け撮られたもんらしい。申し訳程度にサーカス芸人の…

ロビン・フッド キング・オブ・タイツ

★★★★ 1994年3月21日(月) 新世界国際劇場 企画の由来からして素晴らしく幼児的なのだが、知性の欠片もみられないギャグが低位で間断なく持続して全く緩まない。弾け切らないのも確かだが、ずーっと薄ら笑いしてられる心地良さ。尖ってないのが微温湯的に安心…

ロス市警特捜刑事 惨劇のX'masイヴ

★ 1994年4月3日(日) 新世界国際劇場 鮮烈なデビューを果たした男が全然鮮烈じゃなくなり、後に輝く女は一向に光らず、七光りの娘は何がしたくて監督にまでしゃしゃりでたのやら全くわからない。素晴らしいまでのクスブり集合体だが、本人たちに自覚がなく自…

ロアン・リンユィ 阮玲玉

★★★ 1994年4月10日(日) みなみ会館 丁寧に撮られた力作だが実人物のインタビューや現存フィルムとの錯綜が虚構を顕在化させるだけに終わってるし、矢張りマギーは線が細く当初のアニタ・ムイで撮るべきだった。何より好いた惚れたの数多のバックステージもの…

ROCK YOU! ロック・ユー!

★★★★★ 2002年1月17日(木) 新世界国際劇場 階級差を軽々と越境していく展開が調子よすぎて衒いなく爽やかで気持ちいい。チョーサーの造形を初め混濁する虚実は大観衆のクイーン熱唱に至って周回してピタリ収まる。脇の脇に至るまで書き込まれた役が全て味があ…

ロケーション

★★ 1994年7月10日(日) 日劇会館 いい加減な話を成り行き任せで為すがままにやってたら、驚いたことに傑作が出来ちまったと映画内ではなってるのだが全然そう思えないのでド白けてしまう。貧乏なロケ隊の話が画面まで貧乏臭くて救われない。後半の展開は虚実…

ロード・オブ・ザ・リング

★★★ 2002年3月8日(金) 梅田ピカデリー1 旅の仲間達が、どいう絆で集まり心が結びついていったのか皆目解らないので友情だとか突然言われたって白けるだけ。深みがあるらしいエフェクトも暗さで誤魔化されてる気がする。只、旅の宿や廃鉱の洞窟やミスリルの…

ロック・スター

★★★★ 2002年3月13日(水)~14日(木) ホクテンザ2 俺の居場所は此処ではない何処か幻想の虚と実を体現するスポール。その決め台詞 のリフレイン。ダサいとイケてるを往還するウォールバーグの天然。定番のバックステージ展開を補完するリアリズムがサビを効か…

ロードキラー

★★★ 2002年4月5日(金) 新世界国際劇場 序盤のサスペンス演出には全く唸ってしまった。今風の小手先の映像術ではなくオーソドックスな安定感がある。ただ、この題材は『激突!』という屹立する巨峰の前で何をやっても二番煎じになってしまう。(cinemascape)

ローラーボール

★★ 2002年7月21日(日)~22日(月) ホクテンザ2 70年代であるならば未だしも意味を持ちえた「反権力」を21世紀の映画に於いて何の工夫も無くトレースする錯誤感と肝心の「ローラーボール」のゲームがチマチマして局所的な描写に終始するのが救われない。(…

ローズ

★★★ 1993年1月23日(土) 毎日文化ホール 1級のスタッフで時代色再現にはぬかりなくライブシーンも上出来なのだが、どうにも話がグダグダで堕ちていくことへのロジカルな考察を欠き何の感興も涌かない。現代的消費文化としてのロックシーンでは夢が無さ過ぎる…

ロード・トゥ・パーディション

★★★★★ 2002年11月4日(月) 梅田ブルク7シアター6 この親爺のような生き様を息子に見せたく、このガキのように逞しく生きていって欲しいと息子達には思う。正直ツボにはまってしまった。コンラッド・ホールの撮影が良く見えるとしたら、今のプラスティックな…

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

★★★ 2003年3月7日(金) 梅田ピカデリー1 絶対悪を設定し厭戦論者も消極派をも戦いに駆り立てる構図に時節柄キナ臭いものを感じた。キャラや背景の造形に腐心する余りに展開はおざなりで多分に予定調和。空撮多用もフレームで切るという可能性を閉ざす。パラ…

ローデッド・ウェポン1

★★ 1993年8月10日(火) 新世界国際劇場 ネタがつまらんことは我慢しようがあってもパロるだけてことを済まそうってな志が低すぎて萎えた気持ちは奮い立たせることは適わない。肝心の『リーサル・ウェポン』を見ていないことを割り引いても低度な出来。タイト…

ロボコップ3

★★★ 1993年8月15日(日) 新世界国際劇場 圧政とゲリラ化した地下組織という定番未来図にロボコップ新機能が空飛ぶと来れば有り勝ち過ぎでゲンナリだが、オムニを買収したのが東洋系企業カネミツと言うのが新基軸で面白く黒幕マコ岩松も力演。悪玉東洋人サイボ…

ローラ

★★★ 1993年9月25日(土) シネマヴェリテ クタール撮影はモノクロの粋だが、あっちへふらふらこっちへふらふらの主体性にも行動力にも欠ける主人公が結局フラれるだけの話を幾ら感傷的に修飾して撮ったって何も観る者の心には沁みない。頭からケツまで思い込み…

ロッカーズ ROCKERS

★★★ 2003年10月25日(土) シネリーブル梅田2 映画を撮るのに何をしたいか明確に解ってることは強みであり、ただただ仲間への思いを刻んでおきたかったということなのだろう。そこに懺悔も禍根も無く真摯なリスペクトだけがあるらしいのが一本気で気持ちいい…

ロッキーⅥ

★★★ 1992年4月21日(火) シネマヴェリテ 戦車に向かって竹槍で挑む無謀は愛おしくもあれど、パロディにもなっていない展開はシュールにも振り切れず、当然の如くオチない結末。正直カウリスマキの脳内構造を懸念させるが、その懸念こそカウリスマキをカウリス…

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

★★★★ 2004年3月11日(木) 梅田ブルク7シアター3 信義故に己を見捨てし者の為に起つ王と失意の底から勇気を汲み出した王女。その親子愛が対照する王子の一方通行な父への愛。陸空のパノラミカルな大攻防戦の中で凝結したインサイドストーリーがシリーズで初…

ロスト・イン・トランスレーション

★★★★★ 2004年6月22日(火) シネリーブル梅田1 この日本観に辟易したとしてもグローバルスタンダードな視点からは、こう見えるということを真摯に受け止めるべきで、なのに、さらりと日本専売とも思われるヴィヴィッドな男と女の機微を全うしてしまう。器の違…

ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男

★★★ 2006年2月6日(月) ホクテンザ1 殺戮の加担者たることと家族を思う良識人であることのアンビバレンツを突き詰めるににしては踏み込みが浅く表層に流れ過ぎ軽い。もっと悪魔的にブラックにデフォルメしたジョークとして撮られるべき題材と思う。(cinema…

ロボコップ2

★★★ 1992年10月10日(土) 新世界国際劇場 前作以上の世紀末的ムードが魅力と言えば魅力だし特撮も上々なのだが、えげつないキャラがオンパレードで余りに遣りきれない気分にさせられる。それが加速され突き抜ければカルティックな評価にも至ろうが御用監督と…

ロザリンとライオン

★★★★ 1991年6月2日(日) トビタシネマ ひとつのシークェンスを見る為に2時間耐えたっていい映画もある。大して面白味無く感情移入も出来かねる青い恋物語が続くのには大概うんざりする。しかしラストで至福がやって来た。本物の迫力と緊張感は半端ないね…C…

ロビン・フッド

★★★ 1991年9月15日(日) 新世界国際劇場 製作マクティアナンが何処まで噛んだのかは知る由もないが、『プレデター』のジャングル描写にセンスを感じた者なら本作のシャーウッドの森にもその片鱗を嗅ぐかも知れない。アーヴィンにしては意外な程堅実な出来だが…

ロンリーハート

★★★★ 2008年3月8日(土) 新世界国際劇場 しょたれたトラヴォルタ&ダーンの老いらくコンビの風情が素晴らしい一方、ロンリーハーツコンビのボニー&クライドめいて止め処なく墜ちゆく様も過不足無い。抑制がある演出だが深淵まで踏み込んだとも言いかねる。…

ロシュフォールの恋人たち

★★★★★ 2009年2月26日(木) テアトル梅田1 緩いダンスに身を委ねるチャキリスとケリーの客演が醸す微妙な都落ち感に遠くイーストウッドを想起する。その被虐感とルグランのジャジーな粋とクロケの白い街ロシュフォールと冴えないDD姉妹と毒と邪気の壮大な…

浪人街

★★ 1990年9月2日(日) 新世界東映 破れかぶれな男達のアナーキズムの混沌からやがて顕れ出ずる純情。『竜馬暗殺』と同じコンセプトが黒木の念頭にはあったろう。しかし田村や鈴木だから成し得る領域がある。撮影が凡庸すぎた。原田も無意味にむさ苦しすぎ。(c…

ロザリー・ゴーズ・ショッピング

★★ 1990年11月24日(土) みなみ会館 何も消費社会を風刺しろとか教条的善悪論で価値観を縛ってほしいとか思うわけでもないが、題材が題材なだけにもう少し現実に棹さすべきだろう。完全なアイデア倒れであり、リアリティを欠いたこの楽天主義は稚拙すぎて無闇…

ロボゲイシャ

★★★ 2009年11月7日(土) ホクテンザ2 成る程導入は期待させる。芸者とロボとお座敷と「素」が混在する空間を辛うじて映画は支配しているかに見える。だが、あとは既存のバカ話のトレースに終始した。正直、眠かった。土台、俺は芸者よりミニスカのコンパニ…