男の痰壺

映画の感想中心です

おもひでのしずく (2009年8月17日 (月))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。

 

憂鬱な未来へ向けて ~「下流志向」を読んで~

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下流志向」という本を読んだ。
とりあえず、自分の少年時代(1970年代)に比べて今はどうだこうだと言うのだけはやめようと思った。

ただ、分析として尊重すべきものだが、一種の諦念のような境地にしか至らないのでは、どうなん?とも思う。
「それは違うんです」と言われても、「ニート」という生き方をを選択した者はゴミのように野垂れ死にすべきではないだろうか…とやはり思ってしまう。
社会保障が健全な運用がされているなら未だしも、崩壊しようとしているのに、意図的にシステムから離脱した者の救済をそこに負わせることが今さら解決なのだろうか。

かつて「地獄の黙示録」という映画で、サーフィンを愉しむキルゴア大佐は空爆部隊への無線で命じる。
「焼き尽くせ!原始時代に戻してやれ!」
俺は夢想する。
大きなカタストロフィが起こり、多くの寝たきりやボケ老人は一掃され、不登校のヘタレガキや引き籠りのクソオトナの数割は死に数割は覚醒する。
大震災とかパンデミックがその契機になるかもしれない。

不道徳だが、戦争願望よりマシじゃないか?