男の痰壺

映画の感想中心です

身代金

★★★ 1997年2月15日(土) テアトル徳山Ⅰ

誰でも一度位はアイデアを思い付く。問題はそれを如何に深化させ派生の枝を広げ物語の揺るぎない骨子と成し得るかだが、本作は拡散して焦点ボケした。演出も丁寧だが律儀すぎてメリハリに欠け脚本の欠点を補えていない。パラノイアも昇華せずに糞づまりだ。(cinemascape)

 

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