男の痰壺

映画の感想中心です

バッド・ウェイヴ

★★ 2018年2月4日(日) 新世界国際劇場
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ブルース・ウィリスニコラス・ケイジとかの、ここ数年の映画を観てる奴なんてどんだけいるのだろう。
フィルモグラフィでざっとみても、まったく知らんのばかり。
そのくせやたら多い。
この映画、大阪では新世界国際劇場が初公開みたい。
 
原題が「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ベニス」という。
なんじゃそりゃである。
レオーネ先生に失礼です。
で、ベニスっていうてもイタリアではなくLA。
ま、テキサスにもパリがある国であります。
でも、西海岸で探偵稼業って設定、なんか期待できそう…。
っていう小さな願望はもののみごとに打ち砕かれます。
 
大体、御年70越えるおっさんがヌードでスケボーって誰が見たいんだろう。
(当然吹き替えですが)
そういうのが面白いって思う時点で、この作り手ダメやわ。
ほんでもって、これもまたええ歳になるだろうジョン・グッドマンがサーファー?
(当然板にまたがってプカプカ浮いてるだけ)
枯れ果てたファムケ・ヤンセンも切なく、なんだか、つくづく無残。
 
70超えの爺さんがヌードで街中をスケボーで走り回るってのが面白いだろうか。しかも当然のようにウィリス自身演るわけなく吹き替え。サーファー設定のグッドマンはデブ裸体でボードでプカプカと濡れた薄毛がワカメみたく侘しい。正直無残である。(cinemascape)