男の痰壺

映画の感想中心です

望郷

★★★ 2001年3月15日(木) 動物園前シネフェスタ2

もうパリが恋しくて堪らない郷愁は嵩じてタカビーパリジェンヌへの想いへ転化するのだが、埋没して漂流する自我を描いてきた近世の目で見ると余りに浪花節だし、掻き消される声の浪漫主義最高潮な大見得は博物館の展示物を思わせる。感情移入の余地は少ない。(cinemascape)