男の痰壺

映画の感想中心です

非情の時

★★★ 1998年7月25日(土) 扇町ミュージアムスクエア

サスペンスとして上質とも思えぬ地味で栄えない映画だが、初期ロージーの初々しい技巧派振りの片鱗は窺える。フレディ・フランシス撮影による、これでもかとばかりの鏡使いまくり演出が微笑ましい。それが、内実を昇華させ切れないのが問題なのだが。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com