行書体作家が楷書体に擦り寄り行儀は良いが平凡。なのに、それを良しとしない諧謔味が寧ろ邪魔にさえ感じ、漫画チックなカット割りが浮いている。極右化しゆく青春の行く末をこそ清順流で示唆すべきが、そこは新藤の範疇に支配されたままだ。(cinemascape)
行書体作家が楷書体に擦り寄り行儀は良いが平凡。なのに、それを良しとしない諧謔味が寧ろ邪魔にさえ感じ、漫画チックなカット割りが浮いている。極右化しゆく青春の行く末をこそ清順流で示唆すべきが、そこは新藤の範疇に支配されたままだ。(cinemascape)