男の痰壺

映画の感想中心です

蛇の道

★★★★ 1998年5月16日(土) ホクテンザ1

ひと昔前のインディペンデント感を濃厚に漂わせたいかがわしさがある。哀川の塾講師が1歩間違えれば陥る脳内構成な稚戯から辛うじて逃れ得たのは黒沢お得意の終末感がこの程度の物語容量に最もフィットするからだ。復讐譚が逆しまに反転し得ている。(cinemascape)

 

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