男の痰壺

映画の感想中心です

ハンカチのご用意を

★★★ 1980年11月30日(日)  梅田東映ホール
イメージ 1
歪なまでに変形しゆく世界観をあくまで日常として呈示しようとする気概は買うが、足りないのはパワー。かつてブニュエルパゾリーニが保ったテンションを低迷期の仏映画で示現するのはしんどかった。微妙な出来だがオスカー受賞も頷けないことない。(cinemascape)