男の痰壺

映画の感想中心です

アレンジメント 愛の旋律

★★★ 1980年5月28日(水) 毎日文化ホール
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『8 1/2』的自己探求と言えば聞こえは良いが単なる不倫の自己釈明と思えなくもない。どっちにせよカザンの想いは1人よがりで普遍化されているとは思えずニューシネマ勃興期に登場した出遅れのフェリーニもどきの感が拭い難い。これは老残であろう。(cinemascape)