男の痰壺

映画の感想中心です

★★★ 2023年9月16日(土) シネリーブル梅田3

美術館の改装工事の現場から1901年に制作されたフィルムが発見された、ってのが前振りですが勿論これは2021制作の作品。前振りが何か有効機能してるかは疑問です。仮に2000年に誰かが作ったフィルムってことでも内容的には問題ない。

 

少女が呪術を施して骨から人体を蘇生させようとする。大量の骨が土から湧いてきてシャカシャカ動き回ってる間はなんだか楽しくもあるが、生首が出てきて動き回る段になると禍々しさが弥増してきます。

 

「オオカミの家」の目眩く変幻の圧倒に比べると如何にも小ぶりですが剣呑さは等量。

 

大量の骨が土から湧いてきてシャカシャカ動き回ってる間はなんだか楽しくもあるが、生首が出てきて動き回る段になると禍々しさが弥増す。剣呑な呪術的儀式を捉えた100年前のフィルムという体裁だが、少女の1人遊びめいてるので本当の脅威は未だ限定的。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com

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