男の痰壺

映画の感想中心です

犯罪都市 NO WAY OUT

★★★ 2024年2月26日(月) 大阪ステーションシティシネマ

シリーズ3作目らしいが前2作は見てません。そもそもマ・ドンソクが主演の映画って「悪人伝」くらいしか見てない。まあ、あれも完全なピン主演ではなかったすけど。

 

格闘家出身ってことで鉄拳でのファイトが主になる。したがってドンソク主演の刑事もんの世界では拳銃は存在しないみたい。その分殺陣は見事で避けて打つの動きにフェイントをかませて流麗ですらある。こりゃ人気でるわなです。

 

ジャンルムービーとして過不足ない出来だが、今回期待していた客演の青木崇高が、所詮はホンちゃんチュ・ソンチョルの前座的な役回りであることもありチョイ気の毒だった。

 

銃の介在しない刑事アクションという虚構をマ・ドンソクの斗技が糊塗・適正化する。フェイントを咬ませて避けて打つの流麗とも言える合理性。麻薬を巡る3つ巴の展開に新味はないが必要十分。惜しむらくは我が青木崇高がラスボスでなかったくらいか。(cinemascape)

 

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