男の痰壺

映画の感想中心です

犬笛

★ 1978年4月2日(火)  伊丹ローズ劇場
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平凡な男が娘を取り返す為にみせる凄まじい執念が泣かせる話なのに文太じゃ平凡な男でないから駄目なのだ。そしてキラ星のごとく出てくるチョイ役の面々の救いがたい1.5級感。リアリズムの欠片もない予定調和を中島貞夫は怠惰にトレースしている。(cinemascape)