男の痰壺

映画の感想中心です

シェルタリング・スカイ

★★★★★ 1992年5月15日(金) 毎日文化ホール

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愛の儚い残滓を観念で希求しても、結局その不在を確認する道行でしかない。相手の死により終焉するどころか、最果ての砂漠の深遠に埋没し、その先の行くところまで行く。この感覚が堪らない。『ラストタンゴ・イン・パリ』と並ぶベルトルッチ実存主義。(cinemascape)

 

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