男の痰壺

映画の感想中心です

2020-05-10から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2004年2月13日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 人生賛歌 人生賛歌 作詞 悪悠 作曲 包今日兵 唄 今林旭 倦んで疲れたこの俺が已むに已まれぬ生き仏残存期間の終末に光の一筋見えざればなんでこの身が立つものか インソムニアの最果てに酔って吐き出…

ミロクローゼ

★★★ 2012年12月11日(火) テアトル梅田1 正直、ほとんどスベってる感じ(特に熊谷ベッソン篇は痛々しい)なのだが、ゴリ押しな釣瓶打ちで退く間なく持ってかれる。見果てぬ「愛」への渇望がテーマらしいが、どうでもいいとしか思えぬのがいじらしくキュー…

フランス軍中尉の女

★★★★★ 1982年12月13日(月) 新世界国際地下劇場 俳優が役に侵食されていくという新味なき題材も高度な手練により再構築され蘇る。英国の古典と現在を橋渡す両雄ライス・ピンターの初邂逅が到達したトリッキーな構成が全くもって痺れる。熟達フランシスの撮影…

俺のお気に入り映画 1970年代

1970年代ってのはイコール俺の10代の時期であります。60年代が潜在的なオリジンと書いたが70年代は俺的には実存だ。大阪万博開催から始まった10年紀は国内的にはオイルショックで括られるわけですが、半ばでベトナム戦争の終焉を迎え方向性を模…