男の痰壺

映画の感想中心です

2020-06-19から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2005年5月26日 (木))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 こういうときもある…そう思いたい よく西部劇とかで、銃で撃たれたのに、ロクな手術道具も無くて、ウィスキーをガブ飲みさせて、木片を口に噛ませて、炙ったナイフで弾をえぐり出し、傷口に焼けたナイ…

テイク・ディス・ワルツ

★★★★ 2012年9月7日(金) 梅田ガーデンシネマ1 あ 夫婦の微妙なすれ違い感は十全に描写され揺れる主人公への共感性は感じられる一方で、文字通り剝き身のリアリズムで悪意の現実を垣間見せるプール脱衣場。メリゴーのトランスが契機なのも痛々しい。ただ、…

狼男アメリカン

★★★★ 1982年9月13日(月) 伊丹グリーン劇場 バカがアメリカでバカやってもウンザリするような埋没感があるが、ダークネスなロンドンの空気が抑制と対比を与えて、悲喜劇のブレンド感が絶妙な中途半端さを醸し出す。後半の展開が性急すぎたのが惜しまれるが佳…

恐竜が教えてくれたこと

★★★★ 2020年6月17日(水) シネリーブル梅田1 なんやねんと思いました。邦題が。 化石好きのマニアック小僧のしよーもない話かと思ってしまいそう。 原題は「テスとの普通じゃない夏」 テスってのは女の子の名前で、まあ、言うなれば、この映画は避暑地での…