男の痰壺

映画の感想中心です

2020-09-17から1日間の記事一覧

おもひでのしずく (2010年2月17日 (水))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 Heartbreaker Heartbreaker 作詞 悪悠 作曲 包今日兵 唄 ライオネル今林 いつの日にか かなう夢もあるそんな甘言ぬらりひょん歴史の彼方の沈没船の嘆きを胸に振り返ろうああ……

KOTOKO

★★★ 2012年4月7日(土) テアトル梅田1 分裂症で育児ノイローゼであるということを映画的なカタルシスへ導く術が塚本にあるわけでもなく、歌を歌わせることも思い込みの範疇を出ない。ただ、マゾヒスティックにボコられることで奉仕したいらしい気持ちは健…

タップス

★★ 1982年4月14日(水) SABホール 少年達が守ろうとするものが旧時代の軍事的遺物である点をアイロニカルに掘り下げて問題提起でもしてくれるならまだしも、ブラッドパック街道まっしぐらのモロ商業路線に乗っかった代物として提供されると戸惑う。何より…

mid90s ミッドナインティーズ

★★★★ 2020年9月12日(土) シネリーブル梅田4 行き場のない少年が、スケボー仲間と出会い経験を積んでいくという幼年期の自我の芽生えもんなのだが、この少年が本当にいい。 俺くらいの歳になると、世俗の色気から遠ざかり枯淡の境地に達しつつあるので、街…