男の痰壺

映画の感想中心です

2020-12-06から1日間の記事一覧

世界侵略:ロサンゼルス決戦

★★★ 2011年9月18日(日) MOVIXあまがさき4 溜めが無い直截さを美点と思おうとしても、一方で海兵隊の面々を描くに情緒を垂れ流している。ミクロなエリアでのロボット兵じみたエイリアンとの戦いは『ブラックホーク』以後の映画内での近代市街戦描写の…

脳天パラダイス

★★★★ 2020年11月28日(土) シネリーブル梅田4 通常、この手のテーマでありそうな家族の再生とかには端から興味がないのだろう。ここでそれは、解体された後、組み替えられた異なる様態での再構築の気配を見せる。が、それもどこまで本気かわかりません。 …

炎のランナー

★★ 1983年7月14日(木) 戎橋劇場 仰々しいお洒落な音楽に乗って、とんでもなく在り来たりなスローモーションで疾走する選手達。コマーシャリズムの極北とは言え露骨過ぎ。より速く走る肉体という原初的テーゼは懐古趣味でピューリタニズムな形骸に囚われ陳腐…

処刑剣 14BLADES

★★★ 2011年9月23日(金) トビタシネマ プロット毎の魅せ方は悪くもなく、決め構図に心射られそうになることも無くはない。特に温泉でのドニー&ヴィッキーの嬉し恥ずかしな青春プレイの甘酸っぱさはナイス。だが、肝心の大枠が端折り過ぎで根の部分で置いて…

映画年間概観 2008

映画2008 2008年、映画館で観た映画は90本。色々あったが、よう頑張ったんちゃうやろか。 例年通りシネスケでの採点での上位を書く。 邦画★★★★★「母べえ」邦画★★★★「愛の予感」「いろはにほへと」「拝啓総理大臣様」「アフタースクール」「ぐるり…