男の痰壺

映画の感想中心です

2021-12-03から1日間の記事一覧

汚れた血

★★★★★ 1992年10月4日(日) みなみ会館 ゴダール=クタールの共闘関係に色使いで並びレンズ使いで凌駕したとも思える撮影。あまりなボウイのポップスに乗ってのザーメン臭い若者の自己解放も仏映画史を負うノワレが押さえて均衡する。まあ、格好いいものはいい…

寝ずの番

★★★★ 2006年5月5日(金) 梅田ブルク7シアター7 猥歌とはエッチ願望を男どもが歌うものではなくトランス状態にのめり込む為の触媒なのである。それを表現するに3代目マキノは巧妙な過激度を加味しつつ短すぎず長すぎずの絶妙な塩梅で3度の通夜を描く。そ…

プラグヘッド 悪魔の電脳人間

★★ 1992年9月27日(日) 新世界国際劇場 ロクな見せ場も無いに等しいが多少風変わりであることは確かである。ただプラグヘッドという悪役が、どっかで見たようなスキンヘッド親爺なので、どうにも目新しさが無い。C級でもサイバーもんと言えば見ずにおれない…

パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski

生年:1957/09/15 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

高坂希太郎 Kitarou Kousaka

生年:1962/02/26 kenironkun.hatenablog.com

聖地✕

★★★★ 2021年11月22日(月) シアタス心斎橋1 本作の原作戯曲を手がけた前川知大の先の映画化作「散歩する侵略者」と同等のモチーフがあるように感じた。それは、男と女の関係における表面の瘡蓋を外したあとに見えてくるものへの問いかけ。それは極めて真面…