男の痰壺

映画の感想中心です

2022-12-16から1日間の記事一覧

どこまでもいこう

★★★ 2000年1月29日(土) 扇町ミュージアムスクエア 少年時代は大抵の事に落とし前をつけられないままに、どんどん時間が過ぎていってしまうもので、リアルと言えばそうなのかも知れぬが、たとえ虚構だと言われるにせよ映画は矢張り落とし前をつけて欲しい。唐…

MEMORIES

★★★ 1996年1月21日(日) テアトル徳山Ⅰ 「大砲の街」は銅版画めいたタッチとワンカットテイクに明確な意志と力量を感じるが短篇的な設定だけで転がすべき物語が欠如。「最臭兵器」は破壊表現が凡庸でカタルシスに至らない。「彼女の想い出」が宇宙怪談めいた…

プリズナー・オブ・ラブ

★★ 2000年1月15日(土) 天六ユウラク座 主人公が余りに受け身で場当たり的な為に物語が生半可にしか転がらずもどかしい。監禁・飼育といった扇情的題材ながらナオミ・キャンベルへの遠慮からか、そっち方面の期待も充たされず、となれば残るは映画スターとし…

原一男 Kazuo Hara

生年:1945/06/08 kenironkun.hatenablog.com

チャン・ヤン Yang Zhang

生年:1967/03/28 kenironkun.hatenablog.com

ティボー・タカクス Tibor Takacs

生年:1954/09/11 kenironkun.hatenablog.com

宮松と山下

★★★★ 12月5日(月) シネリーブル梅田4 監督集団「5月」とかいう3人の人たちによる長篇デビュー作品らしいが、その彼らが謳っているのが、まず手法ありきなんだそうで、こらはなかなか勇気のある発言だと思う。 撮った映画について聞くとき、テーマは何か…