男の痰壺

映画の感想中心です

気狂いピエロ

★★★★★ 1983年5月27日(金)  三番街シネマ2

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全てのシーンに横溢する哀感はポップな色彩と採光で皮相にも倍加され、縦横で流麗なカメラワークは運動の儚さを照射する。カリーナとの終焉が産んだ男泣きこそ繰り返し模倣され陳腐化していく先人達の遺業の中で断固としてそれを許さぬ孤高の美しさだ。(cinemascape)