男の痰壺

映画の感想中心です

御法度

★★★★★ 1999年12月18日(土) 梅田ピカデリー4

時に自走に任せつつ下すべき裁断は怜悧に。物語内の組織統御論と大島自身の映画製作に於けるそれが理想的に同期する。画面に漂う緊迫感は久しく無かったものだ。嘗て反駁した筈の先世代のイズムに長い道のりの果てに辿り着いたそれは驚く程黒澤的。(cinemascape)

 

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