男の痰壺

映画の感想中心です

ホテル・ニューハンプシャー

★★★★ 1986年12月7日(日) 梅田ロキシー

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異質であることの生き難さや死を始め災厄が降りかかるが成るようになるさという大局観が基底にあって、そこを信じられる限り奇矯さはあざとくない。リチャードソンの視線は怜悧だが好対を為す編年記『ガープ』と同様に登場人物への全肯定は揺るぎがない。(cinemascape)