男の痰壺

映画の感想中心です

ジゴロ・イン・ニューヨーク

★★★★ 2014年12月6日(土) 新世界国際劇場
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変化する何かを描きたいのではなく、しがらみや惰性に揺蕩う中でまったりと小さな喜びや哀しみを慈しむという謙虚さが滲み出ている。多分、ジゴロとしての稼業で成功するしないは「誠意」の持ちようなのだと言う寄る辺ない男の願望。その慎ましやかな具現化。 (cinemascape)