男の痰壺

映画の感想中心です

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おもひでのしずく (2003年7月9日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 アカルイミライ 「は~あ~あ~昔は良かったのお」←これが余り言ってはいけない言葉だってことは誰でも知っている。一方「明日になりゃあ~何とかな~るさあ」←これは楽観論者には受けが良いだろう。…

バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!

★★★ 2013年2月23日(土) TOHOシネマズ梅田6 売れ残ることのヒガミや焦りがクローズアップされることもなければ、ドレスをめぐるスッタモンダの女版バチェラーパーティーが弾ける術もない。表層で漂う女子たちに未来はあるか?徒労感だけが残る映画だが…

天国から来たチャンピオン

★★ 1981年2月23日(月) 梅田ロキシー 死ぬにも死にきれないという前提が弱くて切実味が全くない。世知辛くヒネた世の中に40年代大甘映画を復刻するコンセプトは悪いとは思えぬがアレンジの仕方が中途半端に緩くお手軽過ぎる。余りに芸無さすぎ。ベイティ…

架空OL日記

★★ 2020年4月1日(水) 大阪ステーションシティシネマ5 正直、バカリズムの笑いをオモロイ思ったことがないので期待もしてなかったのだが、やっぱりダメでした。TV版も当然見てません。 OLの更衣室や給湯室での明け透けな会話ネタは、まあ、古来より伝…

おもひでのしずく (2003年7月4日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 ポエム 渡り船 作詞 悪悠 作曲 包京平 唄 今林旭 流れ流れて幾千歳 倦んで転げた人生の やむにやまれぬ男泣き 涙で濡れた大きな目 思い振り切り一人行く そうよ俺らの又の名は 大阪飛田渡り鳥 ひゅー…

ジャンゴ 繋がれざる者

★★★★ 2013年3月8日(金) MOVIXあまがさき1 『キル・ビル2』に類した語り口は闊達な一方で説明的リアクションショットが気になる。臨界寸前の腹の探りあいは相変わらず見所だが、破壊的に越境するでもなく良識コード内で納まる。肥えたタラの今後が危…

カルメン故郷に歸る

★★ 1981年1月31日(土) SABホール 歴史に残ることが確定された日本初総天然色映画の祝祭的記念碑に敢えてストリッパーを主人公にしたことに偽善的な臭いを感じる。だから、彼女たちがバカ陽気にお人好しぶりを発揮すればするほど、あざとく思え嫌悪感が…

恋恋豆花

★★★ 2020年3月27日(金) シネリーブル梅田4 モトローラ世理奈を「風の電話」で見て、その死んだ魚のような眼差しに、これは演技なのか、ほんとうはニコヤカな年相応な表情をするんやろか。てな興味を持ったのだが、またもや死んだ魚で出てきた。 世の中の…