男の痰壺

映画の感想中心です

さらば、わが愛 覇王別姫

★★★★ 1994年4月3日(日) 三越劇場

多くのドラマトゥルギーが帰結の予兆的萌芽を内包し物語を深化させる前半の少年時代が良いのは編年記の常。しかし、後段、愛に言及し仮初にも三角関係に展開の綾を託すにしては余りに躊躇が横溢し近代史の嵐の中で雲散霧消する。焦点ボケなのだ。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com