男の痰壺

映画の感想中心です

かぼちゃ大王

★★★ 1996年6月15日(土) 山口県教育会館ホール

患者の少女だけではなく治療する医師のトラウマをも描いた点がミソだが、2人の孤独が共振し、故に医師が特定患者に片寄せするその部分を映画は踏み込んでは描かない。淡々とし作為的ドラマトゥルギー皆無だが、せめて医師が何かを解消して閉じてほしかった。(cinemascape)

 

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