男の痰壺

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レヴェナント 蘇りし者

★★★★★ 2016年5月7日(土) 大阪ステーションシティシネマ10
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復讐を描いてるのだが、それは終盤にしか機能しない。彼が臨死からほうほうの体で生還するのは根源的な生存本能に依り、人間はそうやって種を維持してきたのだという節理を描く。過酷な自然は牙をむき、亡き妻は追憶の中で微笑む。それ以上でも以下でもない。(cinemascape)