男の痰壺

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甦る昭和歌謡 vol.16

松任谷由実 - 守ってあげたい ( from Yumi Matsutoya Concert Tour 2009 TRANSIT) - YouTube

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学生時代に3年間ほど映画館で映写のバイトをしてまして、その映画館は2つのスクリーンがあって、片側が東宝・松竹の邦画封切、もう片方が洋画の2番館で大概2本立てでした。俺がけっこうしょーもない映画も数多く映画館で見てるのは、このときただで見れたからです。

まあ、最初は嬉しくて見まくってましたが、あまりにしょーもない映画を多く見たもんですから飽いてきて全部は見なくなりましたけど。

 

前置きが長くなりましたが、この曲は「ねらわれた学園」という映画のエンドクレジットで使われたもので、たのきん映画の第2弾「ブルージーンズメモリー」と併映されて大ヒットしたんですが、じーつに笑えるほどに悲惨な2本立てでしたね。

 

当時、最終回の上映が終わるのが9時から9時半くらいで、エンドクレジットが流れ始めると客が帰り始めるんですが、全員帰っちゃうと途中でも映写機止めてこっちも帰れるんです。ですから映写室から客席見ながら「終わったんやからとっとと帰りやがれ」とか「あのヤロー1人だけしぶとく居残りやがって」とかぶつぶつ言って、その間「守ってあげたい」をずーっと聞いてるわけです。ですから何十年も経っても「守ってあげたい」=バイトの終わる時間というインプットされた記憶は消えません。まあ、そんだけ曲も印象的だったんでしょうが。

 

画像で「遠い夏 息を殺し トンボを捕った」のところでユーミンが指先をクルクル回すんですが、今の子はあれ見て意味わかるんですかね。トンボはああやって指クルクルしながら近づくと目回して手づかみで捕れるんです。子どもの頃、2回に1回は成功しましたね。

 

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