男の痰壺

映画の感想中心です

太陽がいっぱい

★★★ 1976年9月12日(日)  三番街シネマ2
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虐げられた末の反逆なのであるから感情移入できそうなものだし、映画は技巧を尽くしてドロンに片寄せもする。実際ドカエのカメラが捉える瑞々しい心の揺らぎは海上や市場のシーンでスパークしてる。だが、奥底に横たわる異物が棘のように引っかかる。(cinemascape)