男の痰壺

映画の感想中心です

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新・平家物語

★★★ 2000年8月5日(土) シネヌーヴォ ストーリーは一応見せはするものの、どうも壇ノ浦も義経も弁慶も出て来ないんじゃ詐欺だと言われても仕方ない気もする。ドラマチックじゃないから溝口らしいパッションの高揚は余り感じられない。大河ドラマの第1話だけ…

ルイス・ロッサ Luis Llosa

生年:1951// kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

金守珍 Sujing Kim

生年:1954/11/23 kenironkun.hatenablog.com

フレッド・デッカー Fred Dekker

生年:1959/04/09 kenironkun.hatenablog.com

殺し屋たちの挽歌

★★★★ 2022年10月24日(月) シネリーブル梅田3 殺し屋とかギャングとかの描写がタランティーノ以降で人間性を加味されて大きく変容したと思っていて、それまではニヒルで寡黙な一匹狼と大方相場は決まっていたのである。 1984年の本作はスティーヴン・…

抵抗 死刑囚の手記より

★★★ 1996年8月24日(土) 萩スカイシネマ 生き延びるという強固な意志が昇華してメタフィジカルに反戦思想に直結してこそブレッソンの価値があるのではなかろうか。言葉で語ってしまうところが意外であった。ベッケルの『穴』なんかを先に見てしまうと緩い映画…

スペーストラベラーズ

★★★★ 2000年6月24日(土) 天六ユウラク座 常套的ストックホルムを背景に遊びをシリアスに転化させることは生真面目にそれをやるとヘタすればどっちらけになってしまうが際どいところでかわしている。アニメや渡辺謙の効かせ具合が絶妙。ただ不要な背景描写が…

学校の怪談2

★★ 1996年7月20日(土) テアトル徳山Ⅲ ベタだが明快な骨子があった1作目に比べ、全く練られてないとしか言いようのない脚本がうんざり。明らかに興行事情にかまけた怠惰な仕事。お化けも新味無く、辛うじてのベタ強度を持った岸田今日子がいなけりゃ救いよう…

ウーリー・エデル Uli Edel

生年:1947/04/11 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

龍村仁 Jin Tatsumura

生年:1940/04/23 kenironkun.hatenablog.com

エリック・バルビエ Eric Barbier

生年:1960/06/29 kenironkun.hatenablog.com

パーフェクト ストーム

★★★★ 2000年8月2日(水) ユナイテッドシネマ岸和田3 CGを見飽きたと感じる向きにもこの嵐の海の木の葉のような漁船には一驚を感じさせる強弱感の理想的表出がある。物語が割れるのも全く気にならなかった。鄙びた漁村の風情が良くダイアン・レインもいい歳…

男はつらいよ 寅次郎子守唄

★★★ 1996年9月7日(土) テアトル徳山Ⅲ 恋敵を物語の主線上に配置したバージョンとして後の『葛飾立志篇』『寅次郎恋愛塾』等に連なる系譜の初作だろう。しかし、十朱と寅の印象的な絡みが少なく印象が薄い。前半の九州の港町の風情が格別に良く、上條も好感の…

M:I-2

★★ 2000年7月10日(月) ユナイテッドシネマ岸和田7 イーサン・ハントが女ごときにメロメロになっちまうのではスパイの風上にもおけなく全然クールじゃない。見せ場が独自で遊離し物語と有機的に結合してない。しかも、何よりトム・クルーズの体技は編集でい…

アレックス・コックス Alex Cox

生年:1954/12/15 kenironkun.hatenablog.com

マリヤム・モガッダム Maryam Moghadam

生年:1980// kenironkun.hatenablog.com

ランドール・ウォレス Randall Wallace

生年:1949/07/28 kenironkun.hatenablog.com

イレイザー

★★★★ 1996年7月27日(土) テアトル徳山Ⅱ シュワ不死身性に拮抗する電磁砲なる武器の威力がマニアック且つ偏執的に描写されるのが開巻から一点突破な強度をもたらす。更にカーンやコバーンが枯れても悪たれの燻し銀な剣呑さを湛え素晴らしいのだ。バネッサもキ…

フリーズ・ミー

★★ 2000年7月20日(木) シネマアルゴ梅田 3者3様の侵入者が繰り広げる嫌らしさの限りの演技合戦は見応えはあるのだが、肝心の井上晴美に救いようの無い陰惨さを突き抜けて発露される何かがないとなれば、陰にも陽にも振れることなくドツボの如くに映画はパ…

BU・SU

★★ 1996年8月24日(土) 萩スカイシネマ 大体、芸者になろうとする女子高生という奇異な設定の必然性が感じられない。そんなものが無くても疎外感とか焦燥感は描ける筈だと最初に思うと結局最後まで乗れない世界。結局富田靖子ありきの作品であり内館脚本に本…

フェルナンド・メイレレス Fernando Meirelles

生年:1955/11/09 kenironkun.hatenablog.com

デミアン・リヒテンスタイン Demian Lichtenstein

生年:/// kenironkun.hatenablog.com

キム・ヒョンジョン Hyeon-Jeong Kim

生年:193// kenironkun.hatenablog.com

黄泉の国からの誘い 彼方から蘇る音頭の調べ

その① オバQ音頭 キュッキュキュのキュキュッキュキュのキュオバQ音頭で キュッキュッキュッ 空は晴れたし ホイオバQなやみはないし ホイオバQ心ウキウキ オツムも軽いよホーイオバQ クールクルッ空にQの字の 空にQの字の宙がえり 宙がえりオバケラ オバケ…

越前竹人形

★★★★ 2000年8月13日(日) シネヌーヴォ 若尾文子のドライな持ち味があって暗く隠微な筋立てが中和されて頃合いになった。終盤のたたみかけの地獄の底まで転げ落ちて、挙句、これで良かったのかもと強引に納得させるパワーが魅せる。(cinemascape) kenironkun.…

明日を夢見て

★★★★★ 1996年8月23日(金) 徳山市市民館小ホール 半端ないバリエーションに富んだセミドキュメンタルなインタビュー場面が冴えており『道』バリエーションの又かの感が気にならない。しかも、堅牢で流麗な移動を見せるスピノッティのカメラワークが入神の出来…

死者の学園祭

★★★★ 2000年8月11日(金) ユナイテッドシネマ岸和田9 部分的にショッカーに傾いた感が惜しいが、10余年の歳月を経て復刻された赤川次郎原作による正統的な角川学園ものの王道。どうでもいい話であるからこそ尚更に80年代にリアルタイムでその洗礼を受け…

ジョナサン・モストウ Jonathan Mostow

生年:1961/11/28 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

トム・ディチロ Tom Dicillo

生年:1953/08/14 kenironkun.hatenablog.com

深作健太 Kenta Fukasaku

生年:1972/09/15 kenironkun.hatenablog.com