男の痰壺

映画の感想中心です

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

テオ・アンゲロプロス Theo Angelopoulos

生年:1935/04/17没年:2012/01/24 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

クリスタル・モーゼル Crystal Moselle

生年:1980/08/01 kenironkun.hatenablog.com

ジャン=マルク・ヴァレ Jean-Marc Vallee

生年:1963/03/09没年:2021/12/25 kenironkun.hatenablog.com

シェルタリング・スカイ

★★★★★ 1992年5月15日(金) 毎日文化ホール 愛の儚い残滓を観念で希求しても、結局その不在を確認する道行でしかない。相手の死により終焉するどころか、最果ての砂漠の深遠に埋没し、その先の行くところまで行く。この感覚が堪らない。『ラストタンゴ・イン・…

IZO

★★★ 2004年8月21日(土) ホクテンザ1 甦った稀代のテロリストが斬るべきはリアルな何かであるべきで、シンボライズされた政財軍学の象徴ではダメなのだ。学芸会めいた構成を誤魔化すのに依って立つ時空を行き交う構成がこれ又未整理で友川の怨節だけが異様に…

ミステリー・トレイン

★★ 1992年5月16日(土) テアトル梅田2 俺が今ここで何してる間にも見知らぬ某は見知らぬ何処かで何しているということに諦観めいた侘び寂び的興趣を見出せなければ面白くも何ともないのだろう。最初に外してしまうと徹底的に乗れない。そういう意味で日本人…

ティム・バートン Tim Burton

生年:1958/08/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ブルース・ロビンソン Bruce Robinson

生年:1946/05/02 kenironkun.hatenablog.com

田中亮 Akira Tanaka

生年:1979/04/03 kenironkun.hatenablog.com

パッション

★★★★ 2004年8月7日(土) ホクテンザ2 虐げられた民衆のイエスへの狂熱が描かれないので教会側が単なるサディストに見えるが、にしても延々と続く一大拷問ショーと耐える姿がその信念と教義への興味を掻き立てるのは事実。単調な作劇に帝政ローマ覇権の末端ピ…

ケレル

★★ 1992年5月16日(土) シネマヴェリテ 腐って汁が爛れ落ちる果実の色合いと匂い。この人工美で貫徹された世界が完成度が高いと言うならそうなのかも知れない。ゲイの精神的側面ではなく肉体面のアプローチに徹したかの如き世界観は正直つらい。これがファス…

スターシップ・トゥルーパーズ2

★★★ 2004年8月21日(土) ホクテンザ1 素知らぬ素振りで馬鹿を演じる役者バーホーベンと白昼の一大白兵戦を展開する前作に低予算で抗するには、包丁で首ぶった切るおばさんの不屈の闘志をB級テイスト全開で抽出した一連の逝った感覚を全篇に漲らせて欲しかっ…

三浦大輔 Daisuke Miura

生年:1975/12/12 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

スティーヴ・マックィーン Steve McQueen

生年:1969/10/09 kenironkun.hatenablog.com

オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル Olivier Ayache-Vidal

生年:1969/12/27 kenironkun.hatenablog.com

キングスマン ファースト・エージェント

★★★★ 2022年1月13日(木) 梅田ブルク7シアター5 世代の交代を明晰に打ち出した1作目であったが、2作目ではその設定が自縄自縛となり泥縄展開と成り果てた。 その反省からか、前日譚である本作では初心に帰っての節があるが、おんなじことやってもしゃー…

エンゼル・ハート

★★ 1992年5月24日(日) パルシネマしんこうえん 確信的にムードに埋没して自走すれば開ける地平もあろうが計算尽くの小手先で表面ずらをなぞっただけの薄皮めいたペラさに全篇被われてる気がする。であるから悪魔なんですと言われた時点で「さよか」で終わり…

永遠の語らい

★★★★★ 2004年9月9日(木) OS劇場CAP モノトーンな母娘の地中海クルーズ遺跡巡りの合間に順次登場する欧州3大年増が、いきなり主旋律に転換する作劇に面食らうも、その圧倒的迫力とマルコヴィッチの腹芸に参る。しかも、急転直下な終盤のいい加減さに確…

わが街

★★★★ 1992年5月25日(月) OS劇場 カスダンによるアルトマン的人間タペストリーは平易でストーリーテリングのテンポも良く、現代と四つに組んだ真面目さが好印象。人種問題を簡単に流しちまうのは一種のスノビズムだとは思うが真面目だから鼻につかない。(ci…

マーティン・キャンベル Martin Campbell

生年:1940/10/24 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジョセフ・ゴードン=レヴィット Joseph Gordon-Levitt

生年:1981/02/17 kenironkun.hatenablog.com

若松節朗 Setsuo Wakamatsu

生年:1949/05/05 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ミニミニ大作戦

★★★★★ 2004年9月13日(月) トビタシネマ 締めるべきところはキッチリ締めてるのにノンシャランな心地よさが全篇を横溢している。往年のストーリーテラーは隙が無いと今更ながら思い知らされた。場を弁え自然体に徹した3人の当世流行役者も好感度大なら演出も…

コーヒー&シガレット

★★ 1992年5月9日(土) テアトル梅田2 癖あるロベルト・ベニーニをおもろいと思うかどうかが全てなのだろうが、言葉のギャップがあって今一ニュアンスしかわからない。仲間内だけで受けて盛り上がってる感に手前勝手な傲慢を覚える。単体であれこれ言うのも徒…

誰も知らない

★★★★ 2004年9月13日(月) 梅田ブルク7シアター5 全面的自己犠牲を自らに課さぬからと言って、この母親も父親達も全否定は出来ない。かと言って子供達を救済出来ぬシステムにも所詮限界があるのだ。是枝の事実認識は正しいし題材選択の意義も認める。しかし…

若松孝二 Kouji Wakamatsu

生年:1936/04/01没年:2012/10/17 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.co…

クレール・ドゥニ Claire Denis

生年:1946/04/21 kenironkun.hatenablog.com

ドノヴァン・マーシュ Donovan Marsh

生年:/// kenironkun.hatenablog.com

注目記事の怪 入院3部作

当はてなブログの個人のページに注目記事ってのがあって、多分アクセスが多い記事がピックアップされてるんだと思うのだが、俺の場合ここ1年ばかりずっと不動の4番打者の如く「マダム・スキャンダル 10秒死なせて」が上位に居座っています。エロ関係が検…

しとやかな獣

★★★ 1992年6月13日(土) みなみ会館 川島は何だかんだやってるが地に足がついてない感じで、本質による必然から遠いので歯車が噛み合わない。ロジカルに構築された新藤脚本の図式性ばかりが鼻につく。若尾文子の色気が特筆もんなだけに、やはり増村か市川なら…