男の痰壺

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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

★★★★ 2020年7月18日(土) 新世界国際劇場

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ロングショットっていったいなんじゃいな。

さしたる関心もなく見たあとタイトルの意味を考えてて、なるほどこれは、PAR4のホールをホールインワンしたようなありえない恋のロングショットを決めた男の話ってことかと。

そういう意味で、これは紛うことなき男版ハーレクインロマンであります。

 

とにかくこの男、威勢がいいわりに女に及び腰で、ましてや相手が時期大統領も狙える現国務長官のパツキン美女で、それを近頃マッチョ路線をひた走る強面シャーリーズ・セロンが演ることで絶対相手にされへんやろ感が横溢する。

が、来るんです。女の方からグイグイと。

んなアホなーですが、一応2人は幼馴染みであったってことでアホなーは一蹴されたみたいです。

 

以下、男としては、ええなーまっこと羨ましかあーとひたすら指を咥えて見守るわけです。

タカビーなセロンにツンデレのデレーが合うかの懸念があったが、笑顔でハッチャケるだけで凄い費用対効果だ。近年の彼女の出演作では唯一といっていい。

 

ポリティカルな面では温い。政策の目玉が環境ってのは無難だが、アメリカの現実を顧みるとそれじゃ選挙は戦えないだろう。米軍パイロットの奪還交渉、大統領選出馬の表明演説での翻意も漫画レベルだ。

だが、一方でハーレクインサイドの振り切れの清々しさ。テロ急襲後のベッドインの短兵急なオルガスムの合致や自家発電での顔射映像への彼女の対応。

そういった男の願望の具現化が温いパートを帳消しにしてくれる。

 

手届くべくない彼女がグイグイ来るという男版ハーレクインで、さすれば千載一遇チャンスを手堅くものにするだけだが、手コキ顔射の致命的ミスさえオカズにされて嬉しい彼女の理想郷。アンチフェミニズムのバカ話だけにセロンの配役は凄まじい費用対効果。(cinemascape)