男の痰壺

映画の感想中心です

らせん

★★★ 1998年5月30日(土) 第七藝術劇場

喪失感と哀しみに満ちた主人公の設定が良いし、手堅い演出にも好感を持ったが、何分、同時上映された『リング』の恐怖の余韻をブチ壊す安易な「貞子」の解釈で、それが必要以上に本作を不人気にした点は不幸であった。(cinemascape)