男の痰壺

映画の感想中心です

レミング・シンドローム

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「みんなしてるし、外して目立つのいややから取り敢えずしとこ」

「A子のこと、みんなシカトしてる。話しかけて私もシカトされたらいややから私も取り敢えずシカトしとこ」

 

俺には、この2つの思考経路は同じに思える。だから、いつまで経ってもマスクをし続ける街中の人々を見てて気持ち悪さを感じるんです。

 

昨年のワールドカップや今回のWBCで日本の選手が活躍したが、オールジャパンの国民の力が向上したわけではない。強固な自我をもった個が以前より出てきただけ。我々はそういった個の秀でたタレントをこれからどんどん育まねばならない。未だに後生大事にマスクを外さない国では、そんな個性は封殺されてしまうだけです。

 

3/13以降、俺は一切マスクをしていない。満員電車でも混んだエレベーターの中でもしてません。かれこれ2週間、マスクレスで通して、もはやマスクをした生活なんて考えられません。映画館も何度か行ったけどノーマスクで何も問題なしです。

なのに、先日シネヌーヴォに映画を見に行ったら、未だに検温機と消毒液が設置され、チケットを買う際に「館内ではマスクして下さい」と言われた。俺は古生代にワープしたのかと思った。九条では時間が止まっているのか?

一応、鷹揚に頷き館内に入った俺はどかりと席に腰を沈めて独り言つ。

「アホンダラ、誰がするかボケ、厚労省の通達見とらんのか、マスクの着脱を強制すな言うとんじゃ、お前ら一生死ぬまでマスクしとれ!」